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貴方side
天「…ぇ」
天月は、あの血だらけの化け物をみて、どこか寂しそうで、悲しく、そして少し、
嬉しそうな目をした。
頭から血が流れ、足はない。引きずるように進むその姿を見て、何を思ったのかは知らない。
だが、脳裏に一つ思い浮かんだことがあった。
______天月の好きな人、自.さつ事件。
前に天月が話してくれたときだ。
その子はうつ病で、体も弱くなっていたらしい。
毎日天月はその子の病室に通っていたが、想いは届かず、そして、その子には彼氏がいた。
その後、その子は自.さつしたらしい。
…そして、天月は奇病がかかっていることを私にだけ打ち明けてくれた。
きっとそれも、まふやそらるたちに迷惑をかけたくない、という気持ちからだろう。
だから「会っていない」私には打ち明けてくれた。
…現にいま、会ってしまっているのだが。
たぶん、その子もこの病院だったのだろう。
天「め、い…ちゃん…だよ、ね？」
め「ァ…ガァッ…グアアアアッッッ！！」
瞬間、その子は天月に喰らいつこうとした。
貴「危ないっ！！！」(ドンっ
私と天月は、あの子から離れた部屋に入った。
天「…っあ…ごめっ…貴「バカッ！！なんで考えないの！？あの子はもう生きてない！！好きな子だからっていって、むやみに近寄ろうとしないで！！あと一歩遅れてたら天月喰われてたよ！？」…（人1）っ…」
私はヤケになって天月からしたら暴言と捉えられる言葉を並べた。
そして、ハッとしたときはもう遅かった。
さっきよりも苦しそうで、寂しそうな天月の目から、涙が溢れていた。
その次に、花を吐いた。
___黄色いチューリップ。
たしか、花言葉は、
「望みのない恋」
その事を考えた瞬間、切なくて私も涙が出た。
私「…ごめっ…言い過ぎた…っ」
天「…（人1）…」
天月の目は、やはり寂しそうで。
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ぽてとぺぺっく(プロフ) - keiさん» めいちゃんは天月くんの好きな子だから透明感ある感じにしたいなと考えていました…！ありがとうございます！ (2018年5月23日 19時) (
レス) id: 2a36117059 (このIDを非表示/違反報告)
ぽてとぺぺっく(プロフ) - 猫さん» わ〜ありがとうございます！ゆっくり更新ですが頑張ります！ (2018年5月23日 19時) (レス) id: 2a36117059 (このIDを非表示/違反報告)
ぽてとぺぺっく(プロフ) - (´-ω- ` )さん» ありがとうございます励みになります…！ (2018年5月23日 19時) (レス) id: 2a36117059 (このIDを非表示/違反報告)
kei - めいちゃんいい子！！！！！！更新頑張ってください！！！！ (2018年5月19日 15時) (レス) id: 90565709b6 (このIDを非表示/違反報告)
猫 - 初めまして、1から読みました、続きが気になります！更新o(・`д・´｡)ヵ゛ﾝﾊ゛ﾚ ！ (2018年5月18日 16時) (レス) id: 48ca891eb7 (このIDを非表示/違反報告)
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