二十六話 ページ26
「何や、お前ら。」
男達が、鉄パイプを持って二人に近づいていく。
同じ三年生だろうが、体格の差は明らかで。
この見えすぎている戦いに、大晴は何故か笑っている。
「ええん？もう警察呼んだからここで喧嘩したら自分ら即逮捕やで？」
「…………っ、行くぞ！」
警察という言葉を聞いて、顔色変えて立ち去って行った男達。
柊和が弱っ、と呟きながら私らの方を向く。
「二人とも無事y………。」
「………ちょ、待って、お前それはアカンて。」
急に耳まで真っ赤にして顔を隠す二人。
私と紗江には何が言いたいのか分からなくて、頭にハテナマークが浮かぶ。
とりあえず大晴に縄を解いてもらうが、それでも顔は変わらない。
「なぁ、なんかあるんやったら言って欲しいんやけど。」
「…………なぁ、A。」
紗江が何故か必死に笑いを堪えて指をさしている。
「ブラウス、」
「は？……嘘やろ？！」
気付いたらブラウスが全開になっていて、中に着ていた下着が丸見えやった。
穴があったら入りたいというのはこういうことである。
「お前ピンクとか……。」
「エ ロいなって………いったぁ！」
「マジで最低！お前らにはデリカシー言うもんがないんかホンマに！」
「何やねん！せっかく助けに来たったんに！」
後ろを向いてとりあえずボタンを閉めてから、もう一発二人をシバいた。
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ぽてとさらだ。(プロフ) - しょあさん» ありがとうございます！遅い更新ではありますが、これからも応援していただければ幸いです(*´∇｀*) (2017年9月25日 23時) (
レス) id: 76c183b493 (このIDを非表示/違反報告)
しょあ(プロフ) - すごくおもしろくて続き気になります！ (2017年9月25日 20時) (レス) id: a32bcb43cc (このIDを非表示/違反報告)
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