神谷刑事の憂鬱 (ページ20) - 小説

今日:14 hit、昨日:9 hit、合計:10,325 hit

小｜中｜大

18 ページ20

・

『A。お前は何も知らない。それで良いんだ』

どういうこと？

そう問いかける時間さえ私に与えずに父は続けた。

『俺は、母さんと総一を守らなきゃいけない。けれど、お前のことも守りたい。そのためにはこうするしかないんだ』

こんなにも狼狽している父を見るのは、この日が最初で最後だった。

私は、どうすべきだったのだろう。

「……大丈夫ですか。顔色が良くない」

額を抑えて俯いた私の背中に、神谷刑事の右手が初めて触れた。

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
 他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って！｜面白い！→ )

Currently 9.89/10
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10

点数: 9.9/10 (28 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
99人がお気に入り

この作者の作品を全表示｜

お気に入り作者に追加｜

感想を見る

この作品を見ている人にオススメ

どーやんの妹。第３章

「オリジナル」関連の作品

気が触れちゃう日記②
【事前告知】【選考型募集企画】有望⏯羨望︙Storagers
神殺しの聖マリア【事前告知】

関連：

「オリジナル」関連のランキング

「オリジナル」関連の注目作品

「オリジナル」関連の新着

過去の名作を探す　もっと見る

設定タグ：あなたの番です , 神谷将人

違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

千春 - 更新楽しみにしてます！ (2022年1月9日 15時) (レス) @page13 id: 5e5ecfa292 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名：ぽてと | 作成日時：2021年12月16日 10時