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11 神谷side ページ13





「神谷、遅かったな」



誰のせいで、と睨みつけた俺を見て、水城さんはバツが悪そうに笑う。



「あなたが俺に言ったんじゃないですか。榎本Aに注意しておけって」



「え〜……だって俺も上から言われただけだし〜」



どうだった?と、期待したように聞いてくるのが憎々しい。


そう言って憎みきれないのが、彼の人柄でもあるけれど。



「何も無いですよ。どこにでもいる普通の女子大生です」


うんうん、と水城さんは頷く。



「やっぱり? 俺もそう思ってた」



その右足を踏んでやりたい衝動に駆られた。

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千春 - 更新楽しみにしてます! (2022年1月9日 15時) (レス) @page13 id: 5e5ecfa292 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ぽてと | 作成日時:2021年12月16日 10時

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