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「本当に何も知らなかったんですか」



「何か隠していることがあるのではないですか」



「弟さんの異常性を最初に感じたのはいつぐらいですか」






……確か、水城刑事だっけ。


角度を変えて、いくつもの質問を私にぶつけてくる。



以前お会いした時は、人当たりの良い温厚そうな人だったのに。



その時とはうってかわって、獲物をみる目で私を捉えている。



当然だ。


私は、"犯罪者家族"の一員なのだから。





「……すみません。分かりません」






そう答えるのがやっとのこと。



ため息を吐く水城さんの傍らで
もうひとりの刑事さんが、じっと私を見ていた。

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千春 - 更新楽しみにしてます！ (2022年1月9日 15時) (レス) @page13 id: 5e5ecfa292 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名：ぽてと | 作成日時：2021年12月16日 10時

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