それが壊れるのも必然なのか ページ17
『…っ』
「刺しちゃうよ？」
このクソ野郎。なんでこんなことになったのか。
休日だったから、甘いもの食べたいな〜と思って出かけた。そこまでは良かったんだけどね
『…？』
途中から、誰かが後ろをついてきて。勘違いかと思ったけど、ずーっとついてくるから追いかけられてるんだなって確信した。
『…誰ですか、後ろにいるのは』
いきなり声かけられたからか、驚いてたと思う。見えないから分かんないけど。
で、見るために振り向こうとしたら
『ｯ！』
口塞がれて、気絶させられた。
それから目が覚めて、閉じ込められてることが分かった。どうやって出ようか考えてると
「あれ？起きたんだ。そのまま寝てて良かったのに〜」
は？何だこいつ
これが最初に思ったこと。こいつが、この前のナンパ野郎だとわかったのは数秒後。
『なんなんですか貴方。はやくここから出してください』
「嫌だよ。これは、この前の仕返しなんだよ！」
うっわ…やば。どうせアイツに笑われたんだとかなんとか言ってくるんでしょ？うわーーー
「お前のせいで、知り合いには散々馬鹿にされたし、彼女にフラれて…」
いやお前のせいじゃん？なんで私のせいなんだよ。てか彼女いるならナンパすんなよ
「とにかく！お前を人質にして、あの黄色いやつにｯ！」
『…』
「…は？んだよその目。俺を笑ってんのかよ！！！」
『いや、笑ってはないですよ』
本当に笑ってないです。あいつら来んのかな〜っていう目です。本当です。
「クッソ…まぁいい。電話するか」
こいつ自分のやること全部声に出すタイプ？わかりやすっ
…ほんとに電話してる〜相手はきょーさんかな？
「おい、お前もなんか言え」
『え、』
kyo《A？そこにいるんか？》
『いや、いないですねー』
kyo《いるやん。で、閉じ込められてるん？w》
『そうだが？なんか悪いかよ』
kyo《口悪いなぁ…まぁ、俺らで助け行くから、テキトーに待っとき》
『はーい。あ、ついでにアイs』
は？電話切りやがったあいつ…は？？？
「ふんっ、ここには誰も入ってこれないんだ。助けに来れる訳ない！はははっ！！！」
ほんとに頭大丈夫か？？？ねぇこいつ嫌い
「せいぜい助けを求めて泣き喚くんだな！」
…とか言って出ていった。いや、扉そこにあるのかよ。開けられるかな〜？
ｶﾞﾁｬ
開くじゃん
…え開くじゃん。
もうこれ出ていいよってこと？いいの？
…いや、もう少し待つか。あいつらに助けてもらお
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 38人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「実況者」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
冬のもち - 投稿頑張ってください応援してます!!! (2021年4月15日 15時) (
レス) id: 5cdcd507e9 (このIDを非表示/違反報告)
ライム DS民 - 初コメ失礼しまーす。何故かセーフの下りでセーブを思い浮かべました。何故() えっ受験生なのに小説作るってま?凄ｯ… 勉強してて息抜き程度で来て頂いて文句は無いです。頑張って下さいね。 (2021年3月12日 1時) (レス) id: 01ab6b60a3 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：にー@ぽてちさん | 作成日時：2021年2月26日 23時
