５月・体育大会 ページ19
「ついに来たこの日が…」
JM「体育大会日和ってやつだね」
TH「天気が俺に味方した！１年優勝、総合優勝取るぞ！！！」
全校生徒がいる中でなぜ自分の味方と限定したのかは謎だけれど、とりあえず頑張ればいいよ。
集まるクラスの前に立ち両手を突きあげて話すテヒョンは、本当にこういう事に向いていると思う。
人をまとめると言うか、付いてこさせるのが上手いんだ昔から。
その直後に始まった開会式ではソクジン先輩が選手宣誓をしていて、ああなんて今日もカッコイイんだろうジャージも太陽も砂も何もかも似合ってる！！
JM「砂が似合うって褒めてるのかバカにしてるのか分かんないよね」
「最大の賛辞よ何言ってんの」
JM「Aってああいう顔がタイプだったんだな〜意外」
「どうだったら意外じゃなかったのよ？」
JM「ん？俺かテヒョンイ」
「寝 言 は 寝 て か ら 言 え」
考えただけでゾッとしたけど、初夏で少し高くなった気温には良かったのかもしれない。
ああ、涼しくしてくれようとしたのか優しいなジミンは。
全力でお断りしたい程の不要な優しさだったけどね。
TH「何？俺が何だって？」
JM「Aがカッコイイって」
「ジミニふざ…」
TH「しょーがねーなー！もっと近くで見ていいぞAは特別だ」
「よし早急にあたしから離れろ」
JM「何でだよ顔はいいじゃんテヒョンイ」
「顔“は”って言ったね今」
TH「お前ら褒めすぎ照れる！！」
都合のいい事しか聞こえない耳を持ってるテヒョンは、ニコニコ顔であたしとジミンにがばっとハグをする。(暑い)
それを見た隣にいる女子集団から悲鳴(軽め)が聞こえるのはもう気のせいだってことにしておこう。
悲鳴よりも肌の密着に耐えられないので、とりあえず鳩尾に一発くらわせて離れてもらった。
「はあ…何であたしが二人三脚出ないといけないのよ」
JM「テヒョンイの相手決める、血で血を洗う女子同士の争い見たかったわけ？」
そ れ は 見 た く な い 。
うん、それは見たくないんだあたしも。(体育大会ってそんな殺伐としてない)
でもさ？そうなるの分かってるんだから、テヒョンが出なければイイだけだと思うんだよね。
まず何で普通の二人三脚じゃなくて男女二人三脚なのさ！
そう、あれは１ヶ月近く前のHRのコトだった…
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つむぎ - 続きお願いします (2018年1月23日 19時) (
レス) id: 811af0af41 (このIDを非表示/違反報告)
クレア(プロフ) - ぬにさん» ぬにさん初めまして！大ファンだなんて恐れ多い…！！基本的に甘い話が書けない恋愛力ゼロの残念な女ですが、作品に愛はこめておりますので、これからも読んで下さるとうれしいですっ！！本当にコメントありがとうございました！！ (2017年3月24日 17時) (レス) id: 64018d73a5 (このIDを非表示/違反報告)
ぬに(プロフ) - はじめまして、ぬにと申します。実はクレアさんの大ファンです。ワンダフルデイズのように軽快なお話も短編のようなしっとりとしたお話もどれも好きすぎます！ (2017年3月24日 14時) (レス) id: 50a4c2d324 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：クレア | 作成日時：2017年3月9日 22時
