Juliet☆GAME S3 (ページ6)

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LuV@テヒョンページ6

なんて言うんだろ…色んなところで聞かれてきた好みのタイプってやつ、あんまり良く分からなかったけど。

Aを見た時に、そして歌を聴いてダンスを見て…一生懸命な姿やキラキラした笑顔を見て…

この子を待ってたんだって思った。

「はいA、ブレスレット！」

「オッパありがとうございます！大切にしますね！」

「記念に一緒に写真撮ろ！」

弟の幼なじみで可愛い妹なんて建前で。

話したい、会いたい、近付きたい、傍にいたい…触れたい、増えてく思いは歯止めが利かない。

「わたしのでも撮っていいですか？」

「もっちろーん！」

「あれ、ジョングギからカカオきてた…。オッパじゃあ撮りますね～」

ジョングクが手ごわい。

“大切な幼なじみ”なんてウソだ。

いや正確に言えばそれも本当なんだろうけど…それだけじゃないのが丸わかりで。

Aが関われば目の色が変わる。

それは柔らかくもなったり強くもなったり…時々マジで怖くなったりもするから。

“大切な幼馴染”だと言い張ってる間に俺の方から言ってしまおうか。

Aが好きなんだって。

…ズルイ兄だ。

「今撮ったの送ってくれる？俺も送る！」

「わかりました！」

「トーク背景にしよっと！」

「あ、わたしもしたいです！」

「これもお揃いだな」

でも、みんなライバルで足踏みしてるこの感じが何かむず痒くて。

それなら全部言っちゃって、みんな堂々と勝負すればいいんじゃない？

んで、俺ら以外の誰かが近付こうとしたら７人でAを守るの。

絶対に近づけさせない。

その方が今のこの感じよりずっと楽しいじゃん。

俺の友達も、Aがカワイイって言う人ばっか。

紹介しろとは言われてないけど…時間の問題ってやつ？(いや言われても断るけど)

「ん？どうかした？」

「あ…オッパの横顔に見惚れてました…ｗｗ」

「もっと見ていいよAは特別だから」

「だ、大丈夫ですっ！！」

心臓ドキドキしてんの、バレてないかな。

良く知りもしない男にAが奪われるなんて絶対嫌だ。

それなら他のメンバーの方がいい。

…いや、それも嘘。

その役目は俺がしたいんだよ。

「(ほんと、まいったなあ)」

知らない感情をくれるのは、いつだって君。(そうして知った痛みもあるけれど)

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