ラジオスター�� ページ38
「…ただ今は申し訳ないって気持ちが強くて。せっかくのカムバなのに、Kightetが待ってくれてたのに、事務所が労力を費やしてくれたのに、ユンギオッパが一緒に作り上げてくれて…先輩方が応援してくれたのに、こんなことになってしまったので…」
YR「……」
「宿舎のことに関して言えばわたしが４人を巻き込んだし…あの中傷は、結局わたし個人のことで埋め尽くされていたように思います」
SN「……っ……」
「わたしが人としてもアイドルとしても…呼び名のように“パーフェクト”とはいかず、とても未熟であったので起きてしまったのだと」
(涙を流すA以外の４人)(悲痛な面持ちの防弾少年団)
「もちろん驕っていたわけではありません。でも周りにはそのように写ってしまっていたのなら、それはわたしの在り方の問題です」
ｸﾞﾗ「在り方とは？？」
「仮にわたしが…本当に“パーフェクト”だったら、ジョングクソンベニムと幼馴染関係にあっても、先輩方と熱愛関係だったとしても、その他の事に関しても反感を受けることは無かったですし、認められていたと思います」
JK「…Aがそんな風に思う必要はないだろ」
RM「ジョングガ」
JK「だって…！それに俺にだって非があるかもしれないじゃないですか」
「今回の件でジョングクソンベニムに非があるわけないです」
JK「お前にだってないよ！！」
JM「ジョングギ落ち着いて！」
JK「……っ…」
(立ち上がったJKを制止するJM)(なだめるJN)
ｼﾞｮ「Aが考えるに、責任は向こうだけじゃないと？」
「はい。そしてSweet先輩方は別の側面で見れば被害者です。きっと怖い思いをされたと思います。気心知れた人が集まる空間で、あのようなことが起きたのですから。他の控室は大丈夫だろうか、事務所は、宿舎は大丈夫だろうかと…気が休まる時が無くなったのではないでしょうか…」
ｷｭ「自分に悪意を向けた人間の心配までするの？」
「…難しい質問ですねそれは。きっとわたしが４人の立場だったら、４人と同じように考えていたとおもいます。自分が言われるより、自分の大切な人間を悪く言われる方がつらいし、腹が立つし、傷つくじゃないですか」
JN「Aは常に自分より周りを考える子です。時に自身を後回しに、疎かにしてしまい、心配になるほど。そんな彼女だから、今回一番の当事者になってそう考えるのは自然なことだったのかもしれません」
【優しい心の持ち主…】
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作者名：クレア | 作成日時：2017年4月30日 13時
