Juliet☆GAME S3 (ページ14)

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カンシムジャン⑤ ページ14

ﾄﾞﾝｳｸ「何と最後は勝ち残ったジョングクさんと後輩Aさんの戦いになりました」

ﾄﾞﾝﾖﾌﾟ「“家族への感謝”ですが…お父さんは、大企業の社長さんでしたね」

「はい、そうです。わたしはいつも感謝しています。練習生になることも反対せずに送り出してくれました。今住んでいる宿舎もアッパが準備してくれて」

(宿舎の映像が流れる)

【とても豪華だ！】【羨ましい】

「アッパはわたしをとても愛してくれています。２人分愛してくれるんです」

ﾄﾞﾝｳｸ「２人分？」

「わたしにはオンマがいません。９歳の頃に病気で亡くなりました」

ﾄﾞﾝﾖﾌﾟ「そうだったんだね…」

「オンマのことは悲しかったですし、寂しさもありましたが…アッパと２人のオッパがわたしをとても大切に育ててくれて…何不自由せず、愛に溢れた暮らしをしてきました。甘やかされてると言っても、否定はできません」

ﾄﾞﾝｳｸ「お兄さんもいるんですね」

「はい、２人とも仕事でワシントンにいますが」

(心配そうに見るクラム)(頷くナムジュン)

【妹が心配…】【大丈夫だよオンニ】

「デビューが決まったのとほぼ同時に、わたしにオンマと同じ病気が見つかりました」

(驚くジョングクとナムジュン)(涙を流すクラム)

「ああ、ごめんなさい心配しないで下さい。ステージも違いますし、医療の進歩でより適切な治療を受けています。わたしがこうして歌ったり踊ったりＴＶに出られているのが、その証明だと思います」

ﾄﾞﾝﾖﾌﾟ「身体がつらかったりはしないの？」

「時々あります。でもわたしよりもずっとつらいのは家族だと思うんです。決して口には出さなくても恐怖がずっとつきまとっているんじゃないかって」

ﾄﾞﾝｳｸ「奥様、そしてお母様と重ねてしまうということですね」

「３人は親バカとか兄バカ、過保護だと周りに言われていて。だけどそうさせてしまっているのはわたしなので、とても申し訳なく思います。だから決してそうではないんだと、そうする理由は全てわたしにあるんだと言いたいのです」

【切ない…】【お互いを想う気持ちがとても強い】

(悲しみの中でも穏やかなAの顔)

「３人はずっと仕事が忙しいです。これに関して寂しさは拭えませんが…それでも何とかわたしとの時間を取ろうとしてくれます。家族はわたしの宝物です」

ﾄﾞﾝﾖﾌﾟ「ぜひ、家族にメッセージを伝えてあげて」

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