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別に意識してねぇし(ユーリプリセツキー) ページ11

やばい


まさかこんなゲームごときにここまで振り回されるとは



Aがきっともうすぐ近くまでせまっている


てか、これ普通逆じゃね!?



俺がする側だろ!


いっそのこと近くまできたらかぶりついてやろうか



Aはどんな顔しているだろうか


俺の心臓はもう破裂しそうなほど激しく脈打ってる


やばい、本当に俺、こいつと……


うっすら目を開けてみる


息づかいが聞こえるほどにAはすぐ側まで来ている


よく見るとこいつって案外綺麗な顔してるような……



って、何考えてんだよ!気持ち悪ぃ


でも吸い込まれそうな大きな黒曜石の瞳とふっくらとしたの桜色の唇を見ていると、もうこいつにならされてもいい気がしてきた



あぁ……俺もチョロい男なのかもしれない……




「ユー…」
「何してんの?あんた達?」



「!!!!!???」



「姉ちゃん!?」



「ワーオ、すごいタイミングだねー!」



Aと俺は反射的に3メートルほど離れた



やっべぇマジビビったー



心臓のバクバクは止まらない



「ご飯できたから呼びに来たんだけど、邪魔しちゃった?」



「そそそそんなことないです!わー、丁度よかったー。私お腹すいてたんだよねー(棒)みんな、行こうか!」


そういうとAはすごいスピードで走っていってしまった



「あ、逃げた」


「なんだー、面白いところだったのにー。でも俺もお腹すいたから行こー!」


「僕も行くよ!ヴィクトル」




……………




おいっ!



普通あのタイミングで来るかよ!



あー、マジ最悪


もう少しで俺はAと……



て、俺はAとキスしたかったのか?








カァァ


顔が一気に熱くなる



そそそそそんなこと思ってないし!


俺があんな奴と…屈辱にも程がある!






そうは思いつつも心のどこかでガッカリ感が消えないのはなぜだろうか



あいつって彼氏とかいんのかな?




そういえば、ここはAの部屋だ



写真とかねーのかな



なんとなくそう思って部屋を見渡してみる



机の上に何通もの手紙が置いてあった



「あいつ、誰に手紙なんか書くんだよ」


未来の自分へとか?マジウケる



軽い気持ちで手紙をてにとってよく見てみた


「……なんだよ、これ」



手紙と一緒に出てきた1枚の写真には幸せそうに笑うAとそのとなりで愛おしそうにAを見つめる見たことない男が写っていた


そして、それらの手紙全ての封筒には『大好きなAへ』と書いてあった

無理しないで→←王様ゲームしましょう!その2



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花帆 - 初めまして、夢主さんの居候とか学校に行ってない理由とか…ユーリとのこれからの展開とか気になります…! (2018年8月7日 2時) (レス) id: aa0adc990d (このIDを非表示/違反報告)
そら(プロフ) - 恋々奈津さん» わざわざ教えていただき、ありがとうございます!普通にチェック入っちゃってましたね(;´Д`)すみません!これからは気をつけますね(*^^*) (2017年6月1日 19時) (レス) id: 3f13f7c5de (このIDを非表示/違反報告)
恋々奈津(プロフ) - オリフラ外した方がいいですよ!既存のキャラクターが用いられているので規約違反になってしまいます! (2017年6月1日 17時) (レス) id: 234ad1127a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まな | 作成日時:2017年5月6日 17時

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