△43話 ページ48
Aいいけど、みやびちゃんだけで十分な気がするような…
みやびちゃんいいえ、駄目です!三人寄れば文殊の知恵と言うように、私の足りないものをAちゃんが補って下さい!
A2人だけどね…いいよ!やってあげる!他ならぬ親友のためだもの!任せて!
みやびちゃんありがとうございます、Aちゃん!
では、また学校で!頑張りましょうね!
占いか…しかも武将たちを占うのか…なら参考書というか歴史の本が必要になるはず!私が書き貯めていたノートを持っていこうかな…クラスメイトにバレたら色々と終わりだ、慎重に持っていこう
そして、占いをする日がやってきた…みやびちゃんの左隣に座り、占いを開始する。まず最初のお客様は上杉くんだ。みやびちゃんが占っている最中、彼は私に話しかけてきた
「ところで…Aは、なぜそこに?」
『私、みやびちゃんの助手 兼 人生のワンポイントアドバイザーだから。よろしく』
「あぁ…なるほど」
「見えました、なるほど……上杉くんは毘沙門天様の生まれ変わりです」
「やっぱりそうだったのか…!」
「Aちゃんから、何かありますか?」
『上杉くん、これは注意ね』
「あ、あぁ…」
『君、絶対お酒は止めてね。お酒の味を知ったら二度と這い上がって来れないくらいハマるからほどほどにね?じゃないとぶっ倒れるよ?……以上』
「わかった、善処しよう!……おい、日下部とAの占い、かなり当たるぞ!」
みんな興味を持ったのか、ぞろぞろと集まってきた
井伊くんが終わり、次は伊達くん
「伊達くんは、コスプレも好きですが…手紙を書くのも好きですよね?」
「なんと…!当たっている……」
「Aちゃん、何かあります?」
『うん、伊達くん』
「なんだ?」
『伊達くんさ……お茶碗とかグラスとか割ったりしてない?』
「なぜそれを?!」
『しかも一回持ったのに自分でわざと割ったよね?』
「な、なぜ!?」
『しかもそれ結構高いやつだったんじゃない?』
「なぜ知ってる?!」
『自分のプライドが許せなかったんだよね?落としそうになるくらいで焦るなんて…って』
「な、なぜ当たってるんだ…!?」
『しかも君、結構引っ込み思案でしょ?』
「……」
『まぁ、今の伊達くんのままでいいよ。その方が私好きだから……以上!』
「………A、流石だな。ここまで当てるとは…」
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夜宵ノ良(プロフ) - こえさん» ご指摘ありがとうございます!直しました…応援ありがとうございます! (2022年10月8日 18時) (レス) id: 271a44bab7 (このIDを非表示/違反報告)
こえ(プロフ) - すいません、34話が「菅家ありません」になってます(小声) 「関係ありません」じゃないですかね.....マジで応援してます! (2022年10月8日 15時) (レス) @page38 id: cd8003f908 (このIDを非表示/違反報告)
夜宵ノ良(プロフ) - りんさん» わー!ご指摘ありがとうございます!さっそく直せさせていただきました…教えてくださってありがたいです!ありがとうございます、頑張ります! (2022年9月3日 23時) (レス) id: 271a44bab7 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 突然すみません。プロローグの一番最初の文、少し『未来』の話ではないでしょうか(コソッ)私は所詮にわかですので、間違えてたらほんと申し訳ないです。このコメントは消して頂いても構いません。密かに応援しております。ご自分のペースで頑張ってください! (2022年9月3日 23時) (レス) id: 1d767c3347 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - なんだろう共感できる気がするような、、、頑張ってください! (2022年9月3日 22時) (レス) @page1 id: 4439453481 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜宵ノ良 | 作成日時:2022年9月2日 1時