△34話 ページ38
おいおい、井伊くんや。加藤くんが戸惑ってるぞ…
すると上杉くんが口を開く
「一つだけ気になることが」
「それは?」
「このクラスで秀吉だけが普通の中学から来たってことかな?」
そういえば、そんなことを井伊くんが言ってたな…
なぜ特進かっていえば、そりゃ武将だからってなるけど…面倒事は御免だから言わないでおくことにした
そして、始まって一時間と数分…
豊臣くんが追い詰められようとしていた
あれ?そういえば…ここの教室に数名、居ない人がいるんだよな?どこ行ったんだろう?
モニターを見てみると、伊達くんが豊臣くんを助けていた……え?なぜ?
「伊達が秀吉を助けやがった、卑怯なマネしやがって…」
「大体、手貸すの反則じゃねぇのか!?」
「問題ありません。旗印戦は旗印に書いたことを成功できるかどうかだけ問われています。なので手段は関係ありません」
「だとさ」
『つまり、協力等々なんでもアリ…と。ユルいな…』
「けどよ、伊達に助けられなきゃならなかったってことは、結局秀吉は見た目通りのヘタレだったってことだ」
「お前は何も見えてないな」
おお、久々に武田くんが喋った…
「じゃあ、聞くがお前が同じ状況に至ったとき、味方に出来るのか?伊達ほどの男を」
「しかし、あの伊達と組むとはね」
「予想外…」
「これで秀吉の勝利は一歩前進」
「さぁ?どうだろうか」
「どういうことだ?」
「伊達はかなりの数を相手にしながら秀吉の安全にも注意を払わねばならない
そして相当消耗した後に戦うのが、加藤清正。加藤は今、体力を温存している…さぁ、どうする?秀吉」
いや伊達くんだけではない。他にいる…
だって教室に居ない人がいるから!単純だけどね
そうモニターにまた目を映すと、前田くんが豊臣くんを、毛利くんが伊達くんを助けていた
「前田と毛利も味方についたっていうのか!?」
「ちょ、見えない見えない!」
毛利…前田…伊達…豊臣……
『なるほどそういうことか!!』
「アホ子!お前はもう少し音量下げろ!」
酒井くんがなんか言ったけど気にしない
私にとってはこの4人の関係を掘り下げることの方が大事だ…
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夜宵ノ良(プロフ) - こえさん» ご指摘ありがとうございます!直しました…応援ありがとうございます! (2022年10月8日 18時) (レス) id: 271a44bab7 (このIDを非表示/違反報告)
こえ(プロフ) - すいません、34話が「菅家ありません」になってます(小声) 「関係ありません」じゃないですかね.....マジで応援してます! (2022年10月8日 15時) (レス) @page38 id: cd8003f908 (このIDを非表示/違反報告)
夜宵ノ良(プロフ) - りんさん» わー!ご指摘ありがとうございます!さっそく直せさせていただきました…教えてくださってありがたいです!ありがとうございます、頑張ります! (2022年9月3日 23時) (レス) id: 271a44bab7 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 突然すみません。プロローグの一番最初の文、少し『未来』の話ではないでしょうか(コソッ)私は所詮にわかですので、間違えてたらほんと申し訳ないです。このコメントは消して頂いても構いません。密かに応援しております。ご自分のペースで頑張ってください! (2022年9月3日 23時) (レス) id: 1d767c3347 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - なんだろう共感できる気がするような、、、頑張ってください! (2022年9月3日 22時) (レス) @page1 id: 4439453481 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜宵ノ良 | 作成日時:2022年9月2日 1時