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△33話 ページ37

加藤清正が、豊臣秀吉に…!?子飼いの逆襲ってか!?いや…興奮するのはよそう


「加藤くんが出した旗印はこちらです」



" 3 時 間 以 内 に 豊 臣 秀 吉 を ケ ン カ で 倒 す "



なるほど、自分の得意なもので勝負と来たか…
豊臣くんが茶や将棋なら、加藤くんは武力…ケンカで挑む…


「加藤は信じなかったんだな、秀吉が強いって話を」
「秀吉が強えぇか弱えぇかなんて関係なかくさ」


「なお、同じ旗印が出ました。合計56本」


「またお前の仕業か」
「残念ながら今回は俺じゃねぇ、調子に乗ってる猿にみんな鬱憤が溜まってるんだろうよ?」

「たったの56本でゴミどもはここまで騒ぐか」

『!?』

「まぁ…56も205も、変わらんがなぁ?」



いきなり徳川くんが口を開いたから、少しビックリした。武田くんに言っているのだろうか?徳川くんはメンタルブレイカーかもしれない。私なら立ち直れないな、あんなこと言われたらね…



そしてつかの間の休み時間…
廊下の椅子に座っていた豊臣くんに声をかけてみる。そこにはみやびちゃんもいた


『豊臣くん』
「ん?あ!…Aちゃんも心配してくれるん?もしかして、Aちゃんも俺のこと…!」

『あ、違う…あのね、豊臣くん。私信じてるから、勝てるって。勝算はあるの?』
「ある。勝算ならな」


そう言って豊臣くんは教室のドア前に行き、教室全体を見渡した。彼は何を企んでるんだ?


そして旗印戦の開始を告げるホラ貝が鳴り、みんなモニターを観ていた。私は座るとこが無いから
椅子だけもって今川くんのお隣に座らせてもらおう。また睨まれなきゃ良いけどね…


『今川くーん、お隣いい?』
「またか?…ふっ、好きにしろ」

『え、いいの?』
「座らねぇのか?」

『…うん、座る!ありがとうね!』
「……あぁ」


よかったぁ、睨まれなくて済んだ
これで心置きなく座れるよ、ありがとう今川くん…

そしてモニターに目をやると、みんな豊臣くんを探しているのだろう。探し回っている様子が映し出されていた


「秀吉、あのやろう!おい、加藤!お前は行かねぇのか?」


「秀吉がホンモンだったら俺を除いた55人なんぞ、すぐ蹴散らすくさ……そん時にゆっくりサシで料理してやるくさ」


「ケンカの弱ぇ秀吉がよぉ、お前はどうみる?このイくさ」

△34話→←△32話



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夜宵ノ良(プロフ) - こえさん» ご指摘ありがとうございます!直しました…応援ありがとうございます! (2022年10月8日 18時) (レス) id: 271a44bab7 (このIDを非表示/違反報告)
こえ(プロフ) - すいません、34話が「菅家ありません」になってます(小声) 「関係ありません」じゃないですかね.....マジで応援してます! (2022年10月8日 15時) (レス) @page38 id: cd8003f908 (このIDを非表示/違反報告)
夜宵ノ良(プロフ) - りんさん» わー!ご指摘ありがとうございます!さっそく直せさせていただきました…教えてくださってありがたいです!ありがとうございます、頑張ります! (2022年9月3日 23時) (レス) id: 271a44bab7 (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 突然すみません。プロローグの一番最初の文、少し『未来』の話ではないでしょうか(コソッ)私は所詮にわかですので、間違えてたらほんと申し訳ないです。このコメントは消して頂いても構いません。密かに応援しております。ご自分のペースで頑張ってください! (2022年9月3日 23時) (レス) id: 1d767c3347 (このIDを非表示/違反報告)
あんず(プロフ) - なんだろう共感できる気がするような、、、頑張ってください! (2022年9月3日 22時) (レス) @page1 id: 4439453481 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:夜宵ノ良 | 作成日時:2022年9月2日 1時

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