第五十二話、サバナクロー寮のお見舞い ページ7
次の日は、サバナクロー寮の三人がお見舞いに来てくれた。
「A、目が覚めたんだな」
「ひゃい……」
「もう何ともないのか？」
「大丈夫でしゅ……あの、近いでしゅ……」
「お前はすぐ無理するだろ、いいから黙って寝てろ」
「無理でしゅ近いでしゅ離れてください！」
最推しジャックさんは、私を見るなり物凄い勢いで抱き締めて来てくれた。
待って心臓持たないから止めて結婚してください切実に。
てか、この状態で寝ろとか無理じゃね？
さっきからまともな会話ができないんだけどどうしてくれるの？
「病人は大人しく寝てろ、俺も寝る」
「それ、レオナさんが寝たいだけじゃないっスか……じゃあ俺もお邪魔するっスね！」
レオナさんは私のすぐ横に寝転がってきて、頭を撫でながら寝てしまった。
ジャックさんも私を抱き締めたまま添い寝してくれて、ラギーくんは心配そうにしながらも、私のお腹に擦り寄って温めてくれた。
何このモフモフ天国……最高すぎない？
というか最推しと添い寝とか無理なんだけど愛してるって本当に無理。
後一つ言わせて、ラギーくんマジで可愛くない？
普通に温かいし、モフモフやし可愛いしもう何？
「さっさと元気になれ、抱き枕がねえとろくに眠れねえ」
「レオナさん最近昼寝してないっスからね。授業は相変わらず受けてないっスけど」
「お前が休んでいる間、ノートはまとめておいた。分かんねえ事があったら聞け、教える。だから安心して早く元気になれよ」
「ありがとうございます、三人とも」
モフモフに囲まれ、おかげで私はぐっすり眠ることが出来た。
モフモフは安眠の神だね。
第五十三話、オクタヴィネル寮のお見舞い→←第五十一話、ハーツラビュル寮+親分のお見舞い
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ポプリん(プロフ) - ロアさん» ロア様、温かいコメントをありがとうございます！ これからも頑張りますので、是非応援よろしくお願いします！ (5月19日 21時) (
レス) id: 0fbec696e2 (このIDを非表示/違反報告)
ロア - とても面白いです！頑張ってください！！ (5月15日 17時) (レス) @page1 id: f71c6b27b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ポプリん | 作成日時：2023年5月14日 12時
