第八十五話、どうも、私オクタの母です ページ40
はい、もう自分の寮よりも通っているといっても過言ではないほどに来ているオクタヴィネル寮にやってきました！
もはや私オクタヴィネル寮生だとモブたちに思われてるっぽいからね！
この間授業受けてた時に、たまたま隣になったモブから「お前って……オクタヴィネル寮生だよな？」って言われたときは思考停止したわよ！
いやね、バイトもさせてもらっているし普段からでも接点は多くあるよ？
けど流石にオクタヴィネル寮生だと思われているとは想定していなかったよ！
そういえば、親分もハーツラビュル寮生かって聞かれていたような気がする……なんてこった♡
「そして例のごとく一緒に寝る気満々なんですね君たち」
「当然じゃないですか、その為に部屋ごと新調したんですから」
「前にもお話ししていましたが、いつでもオクタヴィネル寮に転寮していただいて構いませんからね。その方が僕達にとっては非常に都合がいいので」
「てかオレ、小エビちゃんはオクタヴィネル寮生になったんだって思ってんだけど、違うの？
オレら小エビちゃんの事大好きだし、小エビちゃんもオレらの事大好きでしょ〜？ だったらオクタヴィネル寮生になってよ」
ちょっと待って突っ込みどころが多すぎてついていけない！
まずアズくん、部屋に入った時点で何か雰囲気変わったなとか思ってたけど態々新調したの？
もしかして昨日言っていた準備って、そのこと？
ジェイくん、気持ちは凄く有難いんだけど都合がいいって何？
フロちゃん、確かに大好きだけどそれとこれとは話が違うと思うんだよね！
でも可愛いから許す！
「Aさんはいつも通り真ん中で寝てくださいね？ 前と比べてベッドのサイズを変更したので更に密着できますよ」
「やっぱりそうだよね前より格段に小さくなってるしこれ落ちちゃう人いるんじゃないかな？」
「そうならないようにAさんにくっつくので大丈夫ですよ」
小さくした理由が密着したいってさ……どこまで可愛くなれば気が済むの貴方は。
そろそろ本当にアズくんという赤ちゃんを産んだか考え始めている私がいるんだけども。
「オレ今日左で寝る〜小エビちゃん腕枕して〜？」
「では僕は真ん中で寝ます」
「またお前たちは勝手に……！」
「アズくんは右においで、腕枕してあげるから」
「ならば許しましょう」
あ、どうもオクタの母Aです。
うちの子が可愛くて仕方ないですはい、いつの間にか母になりました。
第八十六話、いっぱい食べる君たちが好きよ→←第八十四話、お泊りというだけで臨時休業にしちゃうの可愛くない？
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ポプリん(プロフ) - ロアさん» ロア様、温かいコメントをありがとうございます！ これからも頑張りますので、是非応援よろしくお願いします！ (5月19日 21時) (
レス) id: 0fbec696e2 (このIDを非表示/違反報告)
ロア - とても面白いです！頑張ってください！！ (5月15日 17時) (レス) @page1 id: f71c6b27b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ポプリん | 作成日時：2023年5月14日 12時
