第七十六話、子供の姿の時のモフモフ天国は、ガチ天国 ページ31
「お前、もしかしてAか？」
ああ神よ、貴方はどうして次から次へと私に試練をお与えになるのですか！
よりにもよって、こんなところで最推しのジャックしゃんに遭遇してしまうなんて！
「何かあったみたいだな、俺にできることあるか？」
「……ジャックしゃぁぁぁぁぁぁぁぁん！ 大好きぃぃぃぃぃぃぃいぃぃ！」
「あ、おいいきなり飛びつくな！ 落ち着いて話してみろ」
最推しは神だねうん、これでまた最推しに対する好感度が爆上がりしたわ。
ジャックさんに経緯を話したら、このままクルーウェル先生のところまで連れて行ってくれると言ってくれた。
尊い、尊いわジャックさん……一生貴方を推し続けるから！
「あれ、ジャッククン随分と可愛い子を連れてるんスね」
「ラギー先輩、お疲れ様っす！」
「その子、Aっスよね？ こりゃまた何かに巻き込まれたんスか？」
流石は
ってちょっと何でいきなり抱っこするの近いしモフモフしてて可愛いんですけど！
「あったかいっスね、A。レオナさんが呼んでるんで、このまま連れていくっスよ！」
「ラギー先輩、こいつクルーウェル先生のところに行きたがってるんすけど」
「後で連れて行けばいいんスよ、レオナさんの機嫌が悪くなる前にいくっスよ！」
え、おじたんそんなに機嫌悪いの？
そりゃオバブロした後から滅茶苦茶高確率で呼ばれるけどさ、その度にニコニコして楽しそうに過ごしてましたやん！
毛繕いも毎回しているし、これ以上に何がそんなに不満なの可愛いな！
「レオナさーん、可愛い姫君をお届けに来ましたよー！」
「あ？ 随分ちっこくなったじゃねえか、誰にやられた」
おっふ、小さくなったからか知らないけど、いつも以上にモフモフ天国って感じがする！
そんなに囲うようにしなくてもいいのに、これじゃあまるで子を守る親みたいじゃん！
「Aの手、小さいっスね。それになんかいつもよりいい匂いがするっス」
「おい、さっさと元に戻れよ。抱き心地が悪いだろうが」
「そういいながら離さないんスね、素直じゃないんだから」
「この姿じゃ色々と不便だろ、戻るまでの間は協力してやるから何でも頼れよ？」
「いっそのこと元に戻るまでウチにいたらいいんじゃないっスか？ まあこのままの姿でもいいんスけどね」
いや早く元に戻りたいんだってば！
何とか抜け出せたけど急げー！
第七十七話、オクタと幼児は一緒にすると危険→←第七十五話、ここにきて番外編かつ定番ネタってマジっすか？
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ポプリん(プロフ) - ロアさん» ロア様、温かいコメントをありがとうございます！ これからも頑張りますので、是非応援よろしくお願いします！ (5月19日 21時) (
レス) id: 0fbec696e2 (このIDを非表示/違反報告)
ロア - とても面白いです！頑張ってください！！ (5月15日 17時) (レス) @page1 id: f71c6b27b8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ポプリん | 作成日時：2023年5月14日 12時
