なにわじょし？！！ 2 (ページ49)

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夏の恋は虹色に輝く you ver. ページ49

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「えっと……」

藤原「俺さ、チェヨンちゃんとこの前話してたんやけど、チェヨンちゃんが俺の話聞いてさ」

「うん…」

向井Aへ先程の話。反省ですよ。

丈がこんなんほんまに珍しい。

藤原「チェヨンちゃんが俺にはやっぱAと
幸せになってほしいって言ってんな。
俺、ずっとお前がやっぱり好きやねん。」

こんな近いと誰でも意識しちゃうよね。

「じょお、ちかい……」

藤原「いやや。
うんってゆうまで距離縮めるから。
スタバでスマートに話そうと思ってたけど
その話聞いて余裕無くなったわ。」

さらに距離を縮めてきて目の前には丈の顔。

「じょお……」

丈が私のエクステ付けた
髪をそのまま耳にかけ直して
私のパーカーについてるフードを頭に被せてきて
また視線が重なる。

私だってあれから龍太くんと終わってから
色々してなさすぎるからそりゃ寂しいけど……
ここで、理性崩すわけには行かない。

でも丈ってこんなかっこよかった？

あ、負けたわ。。。。

恥ずかしくて見れない。

どうにでもなってくれと思って目を閉じた瞬間。

丈の唇が私の唇に重なった。

藤原「ごめん。。。今しないと絶対
一生できひんと思ったから。」

俺はほんまに卑怯なことしたなんて
出ていこうとするから……

「じょお、待って……」

丈を引き止めて私からキスをした。

「これで私が卑怯になったからええよ。
大丈夫やから。」

藤原「お前あほか？」

「今に始まったことやないやろ(笑)
私があほとか。」

藤原「それもそやな。」

また私のおでこに丈のおでこが重なった。

「よしなら、罪滅ぼしにアオハルの
フリ確認手伝って！和也の部屋いこ。」

丈の腕を引いて楽屋を後にした。

西畑「……」

大西「大ちゃん……大丈夫？」

この光景を寝ていた2人が見ていたとは知らずに。

……

大橋「丈くんなんかいいことあった？」

和也が変に勘づいて丈に問いただす。

藤原「うるさいねん。(笑)」

「もうニヤニヤニヤニヤしてから。ほんま(笑)
いって！なにするん？」

アオハルの確認してたら丈から思いっきり
ゲンコツが飛んできた。

大橋「まあ2人がたのしいならいいや(笑)」

「なんやねん(笑)」

大橋「2人が楽しいなら俺も楽しいもん。」

「なんかありがとう(笑)和也。」

ホッコリしながら本番を迎えた。