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一瞬耳を疑った。
でも。
俺が韓国から帰って来た時のISLANDTVを見たときなんとなくそんな感じがした。
正門「それでもAに戻ってきてほしいか？
まあ言うてAも戻りたいに
決まってるやろうけど。」
でも俺にはやっぱり……
「俺はAやないと無理……」
正門「ならもうたまアリしかないで。
かましたれ。」
正門が提案してきたのは
たまアリでプロポーズだいさくせん！？
やった。
「いやいやデビューもしてないのに
プロポーズはあかんやろ。」
正門「ちゃうわ。それくらいの気持ちを込めて
Aに言いたいこと言ったれよって
意味やわ。あほやな。大吾もAも。」
「あほは余計やわ。でも正門ありがとう。」
正門「まあ。そろそろあいつの体重の
落ち方も心配やからな。やって
パイ･オツがないねんもん。」
龍太くんは小さいのが好きなんやなとか
こいつはほんまなに考えとんねん。
「あほやな。お前。」
たまアリで気持ちを伝えたい。
ファンのみんなには申し訳ないけど。
かましたる。
。
いつもの様に
龍太くんに会いに行く。
室「なんか顔色ええな。」
「龍太くん……利用してるみたいな
真似してほんまに……」
室「謝るな。先に手出したんは俺や。」
だから俺も謝らへんで。
なんていいながら私の頭を撫でる。
室「順序間違えてごめん。」
大吾と付き合うことになったら時の
記憶を重ねる。
「龍太くん……」
室「ありがとう。夢見させてくれて。」
「龍太くん。それは私の方やで。
幸せにしてくれてありがとう。」
龍太くんは優しい。でも私のせいで辛そうに笑う。
寂しい夜に求めた夜はそれ以上に優しかったけど
ほんまにええ男やわ。
なんていいながらお互いに握手をして
私は部屋を後にした。
道枝「おかえり。」
長尾「なにはなしてたんですか？」
部屋を出ると道長が待っててくれてた。
「ん？ケジメつけてきた。」
道枝「じゃあ俺にもまた可能性ができたって
ことや！やった！！！」
みちは可愛く喜んでいる。
「みち！かわいすぎか！あんた(笑)
よし！ごはんいこ！！あれ、けんとは
また泣いてるん？(笑)」
けんとは対照的にめちゃくちゃ泣いてる。
私は優しくみちと一緒にけんとを抱きしめた。
ただ大吾のことは……もう無理だな。
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作者名：温和的塩 mildsalt | 作成日時：2019年3月28日 1時
