子連れのくくちへいすけくん。【忍たま】

子連れの、３５ ページ37

「なんてな」


？？？？？？？



な、なんてな？

あ、いっつじょーくね！
びびびびびびっくりしたあ。

じょーくじゃなかったら抱いてもらってたわ(変態)(鼻血)。


「網問に合わす顔がなくなる」
『あといくん？どうしてあといくんですか？』

もしかして網問君私のこと……？
いやないな。

好きならば私のことを「あんこう」呼びなんてしないでしょ。


「顔赤いぞ」
『だれのせいだと？』

「誰だろうな」


そういうところだよ。


「戻るか、明日も早い」
『は、はい……ゑ？』

「どうかしたか？」
『いや、ゑ。その態勢……おぶってくれるんですか』

「ああ」


来世は舳丸さんの子供にさせてください。
こういうかっこいいところ、全てに憧れる。

憧れるけど……恋愛的にではないんだろうなあ。
恋愛したことないし忍びになるには必要ないって思ってたからよくわからないけど。


『わたし、かるいですよ』

そこは「私、重いですよ///」だろ。
でも五歳児だもん。


ゆっくり大きな背中に乗るとやっぱり背中は温かかった。
間切君も温かかった。
みんなあったかいんだ。

はあ、子供になってわかることも多いな。



ーーー


お布団を借りた。
昔使っていた布団。

昔は大きいなーって思ってたけど今ではぴったり。(多分)

雑魚寝でもいいんだけどもって言ったら「流石に女にあんな冷たいところで寝かせれねえよ」と蜉蝣さん。
優しい男すぎる。

見た目とのギャップね。
素晴らしい(拍手)。


……昨日は五いの長屋で寝てたな。
兵助と勘右衛門に間で。

三人で。


くのたま長屋でも一応もう一人の友達と一緒で、一人で寝るのは久しぶりだ。

『……さむい』


中は特別寒いってわけじゃないのに。



布団にくるまると襖の前に気配が。
五歳児の体だから素早くは動けないけど相変わらず気配はいち早く察知できるらしい。


「A、寝てる？」


この声、網問君……？


ーーーーー

「これ兵庫水軍メインの小説かしら？」
と思ったそこの貴方。

私もちょっとそう思いかけてしまっています。

題名に出てる久々知兵助君はどこいったの状態ですがいずれもちろん出てきますのでなにとぞなにとぞ……(ブリッヂ)


そして！2020年ももうすぐ終わりますね。
早かったような早かったような。

受験が目の前に来る時期ですね///
お勉強に苦戦しています。


2021年はいい年になるといいなあ、願うばかりです。
2021年もよろしくお願い致します！

長々と失礼しました…(ブリッヂ)

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