用語 ページ2
・調律師
チューナー。死後、だいたいの人々がこちらに分類される。自分の意思で動くことが出来て、転生を迎えるその日まで現世と変わらない普通の暮らしをおくる。
調律師に限らず壊れ物もだが、死後の世界でもなお現世の記憶があるかどうかや、死した時の体の損傷が残っているかどうかは人によって異なり、それがどうやって決まるのかは定かではない。
昨今ヘヴンスヴィムでは意思を持たず怨念として暴れるゴーストの勢力が強く、戦う術のない調律師は怯えて暮らす日々が続く。ゴーストに抗う術は壊れ物しか持たない。
・壊れ物
フラジャイル。住民の1割にも満たない貴重な存在。壊れ物に分類された者はヘヴンスヴィムの不特定の場所で倒れていて、調律師に保護してもらうことが多い。助けてもらえなければ、ゴーストに襲われてそのまま亡くなる例もある。
自分の意思では動くことが出来ないが意識は常に保っており、自分の主導権を握る調律師を選ぶことが出来る。
調律師を認め、その調律を受け入れることで二度目の生に目覚めることが出来るが、生涯調律師と認められるのは一人だけ。
ゴーストに対して強い対抗力を持っており、直接攻撃することが出来る存在で、その力をもって主に自分の調律師を守るために戦う。
個体によるが、1週間に1度ほど調律師の調律を受けねば機能が停止し再び眠ってしまうため、定期的に心を通わすことが必要である。
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この世界の住民は皆一度は死を迎えているのだから「幽霊」などおかしな話だが……住宅街の片隅にひっそりと佇む洋館の容貌が恐ろしいために幽霊屋敷と呼ばれるようになった場所。
しかし実体は強力なゴースト討伐部隊。
かつてここに住んでいた主人が、強力なペアを招きヘヴンスヴィムの平和を取り戻そうとしたのだが……
当企画で募集するキャラクターたちはこの幽霊屋敷を拠点としてゴーストに抗ってゆく。
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