30-THside- ページ32
Aちゃんから、連絡が来てからは腹を括った。
今日で、Aちゃんとの繋がりが途絶えてしまうかもしれないけど……
もしかしたら、俺の思いが伝わるかもしれないと前向きに考えることにした。
……でも、やっぱりAちゃんからした俺は友達でしかないらしい。
友達でも、いいはずなのにAちゃんを
自分のものにしたいと思う俺は、強欲すぎるよな。
ほんとは、こんなことしたくないのに……
我慢できなかった俺は、無理やりキスをしてしまった。
このまま、Aちゃんのことを抱いたら
俺だけを見てくれるのかもしれないなんて思ったけど……
俺にとってAちゃんは、初めて心から好きになった相手なんだ。
あんな女達にしてたことなんて、したらいけない。
TH｢俺は、Aちゃんのことが好きなんだ。｣
だから、直接Aちゃんに気持ちを伝えた。
でも、やっぱりAちゃんの心には響かなかったみたいだ。
こんなこと、いきなり言われて困るはずなのに
優しいAちゃんは、俺の事を心配してくれた。
だけど、何も分からないまま、好きだなんて言わせたくなくて……
いま言ったことは、全部演技だということにした。
自分から、言ったはずなのに……こんなにも胸が苦しいんだ。
Aちゃんの負担になりたくなくて、ずっと笑ってたけど、上手く笑えてたかな？
もう、Aちゃんは自分の元から離れて行ってしまう。
そう思ったら、体が勝手に動いていた。
TH｢……Aちゃん、行かないで。｣
俺って、こんなに弱かったっけ？
周りに寄ってくる女なんて、適当に相手をしとけば離れてなんて行かなかった。
でも、本当にそばにいて欲しい人とは一緒に居られないんだ。
TH｢Aちゃん、好きだったよ。｣
どんどん、小さくなる背中を見つめながらそう呟いた。
―――こうして、俺の初恋と夢のような日々は今日で幕を閉じた。
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まひる(プロフ) - あおいさん» 嬉しいお言葉ありがとうございます(；A；)駄作ですが、楽しんでいただけてとても嬉しいです!!最後まで読んでいただきありがとうございました(*^^*) (2019年1月31日 19時) (
レス) id: f8fafe39fa (このIDを非表示/違反報告)
あおい(プロフ) - 最後まで読ませていただきました＜(_ _)＞途中、テテの恋がここで終わっちゃうのとか勝手にドキドキしながら楽しく読めました笑 (2019年1月31日 19時) (レス) id: 2bc6b6f498 (このIDを非表示/違反報告)
まひる(プロフ) - *miakaさん» ありがとうございます(*^^*)!! (2019年1月13日 22時) (レス) id: f8fafe39fa (このIDを非表示/違反報告)
*miaka(プロフ) - …好き。 (2019年1月13日 21時) (レス) id: 7986e66cd6 (このIDを非表示/違反報告)
まひる(プロフ) - Yukiさん» そう言って貰えて嬉しいです(；A；)!!私の願望をそのまま作品にしてみました笑← (2019年1月13日 14時) (レス) id: f8fafe39fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさたろす
| 作成日時：2019年1月12日 10時
