トイレのパクさん 2【JK】

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｢ねぇ、テヒョン君？｣



TH｢どうしたの？｣



｢何か、すごい見られてない？｣



TH｢そうかな？｣



｢テヒョン、離れてくれない？｣



TH｢何で、そんな悲しいこと言うの？｣



｢絶対、テヒョンのせいで見られてるから!!｣




注目されるのとか、慣れてないから居心地が悪い。



早く、グク君を探して戻ろう。




男1｢おい、あの人が来てるぞ!!｣



男2｢横に居るイケメンは彼氏？｣



男3｢でも、誰に会いに来たんだ？｣




JK｢こいつらは、何をそんなに騒いでんの？｣




(あ、そろそろグク君の教室に着くぞ!!)




｢グク君〜!!会いに来たよ〜!!｣



JK｢げっ!!｣



｢どう？驚いた？｣



JK｢何してるんですか!!｣



｢私、今日からこの学校の3年生になったんだ!!｣



JK｢そんなの、聞いてませんよ？｣



｢サプライズ的なやつだよ笑｣



JK｢で、その見た目は何なんですか？｣



｢イメチェンしたんだ!!似合ってるかな？｣



JK｢全く、似合ってないです。｣



｢ひどっ!!美容師さんは、男の人が放っておかないって言ってくれんだよ？｣



JK｢はぁ、ほんとバカですよね。｣



｢これ以上、私のメンタルを削らないでくれる？｣



JK｢……ですか。｣



｢え？｣



JK｢これ以上、綺麗になってどうするんですか。｣



｢綺麗って思ってくれたの？｣



JK｢少しだけ、です。｣



｢もぉ、グク君ってば可愛すぎ!!｣




ほんと、すぐ目を逸らすよね笑


最近は、高確率でデレてくれて嬉しいよ!!




JK｢ちょっと、抱きつかないで下さい!!｣



TH｢俺の存在、忘れてるよね？｣



｢あ、居たんだ。｣



TH｢Aのバカ〜!!｣




そう言って、テヒョンは何処かに行ってしまった。



ちょっと意地悪しすぎたかな？



後で、ジュース買ってあげよう。




JK｢Aさん。他の男について行ったらダメですよ？｣



｢うん!!｣



JK｢仲良くしすぎるのも、ダメですよ？｣



｢分かったよ笑｣



JK｢……他の人を、好きになったらダメですからね？｣



｢私は、グク君しか好きじゃないよ笑｣



JK｢なら、いいです。｣



｢グク君も、好きになったらダメだよ？｣



JK｢……はい。｣



｢今の間が気になるんだけど!!｣



JK｢そろそろ、授業が始まりますよ？｣




私は、名残惜しいけど帰ることにした。


皆の前で抱きついたから……


周りの女の子達はグク君を諦めてくれたかな？




｢私だって、不安だからね!!｣

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