トイレのパクさん 2【JK】

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新年になり、そろそろ受験シーズンだ。



私は、来週第一志望の大学を受験する。




｢はぁ……合格出来るかな｣




JK｢大丈夫ですよ!!｣




｢あぁ、今からお腹が痛くなってきた……｣




私って、メンタル豆腐だな。




JK｢Aさん、これ!!｣




｢……あ、お守りだ｣




JK｢有名な神社のお守りなんです!!｣





グク君は私にお守りをくれた。



このお守りがあったら頑張れそうだよ!!





｢ありがとう!!当日も持って行くよ!!｣




JK｢はい笑、でも無理しちゃダメですよ？｣




｢うん!!｣




JK｢ちゃんと寝て下さいね!!｣





グク君は意外と心配性だよね笑



まぁ、頑張りすぎはダメだけど



このお守りパワーで最後まで頑張ろう!!





｢よし、帰ったら勉強しよう!!｣





勉強に専念する為に、グク君に会うのは少し我慢した。



一緒に居たら、ずっと喋っちゃうからね!!

．


．


．


―受験当日




｢よし、行くか!!｣





私は、グク君からもらったお守りを握りしめた。



色々不安はあったけど



無事に受験は終了した。



スマホを見たら、グク君からメッセージが来ていた。




JK(受験お疲れ様です。ちゃんと起きてましたか？)




｢寝るわけないじゃん笑｣




(ちゃんと起きてたから!!)




JK(ならよかったです笑。今日は、会えますか？)




｢グク君ってば、寂しかったのかな〜｣




(じゃあ、いつものカフェで待ち合わせしよう!!)





カフェには私の方が早く着いたみたいだ。




｢グク君、早く来ないかな〜｣




適当にメニューを見ていたら




JK｢遅くなってごめんなさい。｣




｢気にしないで!!｣





久々に見るグク君は、やっぱりイケメンだ。



カフェに居る女性達……



私の彼氏は、世界一イケメンだからね!!





JK｢久々に会ったのに、ニヤつかないで下さい。｣




｢え？に、にやついてないよ!!｣




JK｢まぁ、元々そんな顔でしたね。｣




｢それ、どういう意味かな？｣





久々に会ったのに毒舌すぎない？



もっと優しくして欲しいよ!!





JK｢やっぱり、Aさんが居ないとダメですね。｣




｢どうして？｣




JK｢隣にAさんが居ないと、楽しくないですから笑｣




グク君がデレてくれた!!




｢私も同じだよ笑｣





これが相思相愛ってやつなのかな？



今日からは、またグク君と一緒に居られるんだ!!





｢じゃあ、今日はこのままデートする？｣




JK｢はい!!｣

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