トイレのパクさん 2【JK】

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――クリスマスイブ当日




グク君へのプレゼントは持った!!



服装は可愛い!!



メイクも良し!!



今日の私の女子力は100%



後は、グク君を待つだけだ。





――ピンポーン





｢あ、グク君だ!!｣





急いで出たらやっぱりグク君が居た。



相変わらず、かっこいいな。





｢ちょっと待ってね!!｣




JK｢その格好、寒くないですか？｣




｢可愛いでしょ？｣




JK｢まぁ、可愛いですけど風邪ひかないか心配です。｣




｢全然大丈夫だよ!!｣

．


．


．


私達は街中を散策している。



辺りはクリスマス一色。




(やっぱり、カップルが多いな。)




途中でお洒落なカフェを見つけたので



お茶をすることにした。




(プレゼントを渡すタイミングは、今でいいのかな？)




｢グク君!!これ、クリスマスプレゼントだよ!!｣




JK｢ありがとうございます笑｣




｢今回は、ちゃんとしたの買ったから心配しないで!!｣




JK｢前のも可愛いですよ？えっと、開けてもいいですか？｣




｢うん!!｣





ちょっと、ハードル上げすぎたかも……



余計なこと言わなかったらよかった!!





JK｢……マフラーだ｣




｢変……だった？｣




JK｢やっぱり、マフラー買わなくてよかったです。｣




｢もしかして、バレてた？｣




JK｢Aさんは分かりやすいですから笑｣





そう言って笑ってくれた。



キラースマイルありがとうございます!!



……グク君は、私にプレゼントくれるのかな？



いや、こういう考えはよくないよね。





JK｢じゃあ、そろそろ行きますか。｣




｢うん!!｣

．


．


．


グク君と一緒に選んだ場所は



芝生広場一面に広がるイルミネーションだ。



ここの大きなツリーが有名ならしい。



他にも光のトンネルとかもあるみたいだ。





｢やっぱり人が多いね。｣




JK｢一番人気のスポットですからね。｣




｢あ、あそこにトナカイが居るよ!!｣




JK｢ちょっと、ちゃんと手を繋いで下さい。｣





そう言って私の手を握ってくれた。



何だろう、胸がきゅんとしたよ。





JK｢間抜けな顔してどうしたんですか？｣




｢な、間抜けじゃないから!!｣




JK｢ほら、早く行きますよ!!｣




｢うん!!｣





――今から、ラブラブイルミネーションデートが
始まります!!

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