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そして、とうとう文化祭の当日。
クラスの人達は楽しそうだけど、私は楽しくない。
今日行なわれる、美男美女コンテストのことを考えるだけでテンションが下がる。
後、この格好も嫌だからね。
TH「やっぱり、似合ってるよ!!」
私は、いまメイドの格好をしている。
黒いミニスカワンピに白いフリルのエプロン。
おまけに白のカチューシャと白ニーソ。
「これ、誰得なの?」
TH「まぁまぁ、気にしない!!」
「じゃあ、私は料理作るから。」
グク君は、今何してるのかな?
今日は、お互いに準備があるから一緒に行っていない。
(私も、クレープ食べに行きたいな〜)
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始まって直ぐに、うちのクラスにはお客さんが来てくれた。
多分、テヒョンが執事の格好して呼び込みをしてるからだと思う。
だから、人手が足りなくなってきた。
女1「悪いんだけど、Aちゃんもウェイターやってくれる?」
「え?」
女1「お願い!!」
そんなに頼まれたら、断ることは出来ない。
私は、仕方なく手伝うことにした。
「あ、えっと……いらっしゃいませ。」
こんなこと初めてやるので、緊張する。
男1「あの、写真撮ってもいいですか?」
「それは、ちょっと……」
男2「俺とも、一緒に撮ろう!!」
(何この状況!?)
私の周りには、男の人が沢山いる。
後、めっちゃ写真撮られてるんだけど!!
「あの、誰か助けて〜!!」
そう言ってみたものの……
女1「これは、稼ぎ時!!Aちゃん、頑張って!!」
「え、ちょっと!!」
親指を立てながら言われた。
周りはお金を稼ぐのに必死らしい。
これは、俗に言う客寄せパンダってやつ?
「早く、休憩にならないかな……。」
深いため息をついていたら、誰かに手首を掴まれた。
顔を上げたら……
可愛い笑顔のグク君がいた。
「げっ、グク君……」
JK「これは、どういうことですか笑?」
「あははは」
乾いた笑いしかできない。
JK「あの、Aさん借りますね笑」
女1「……はい照」
グク君に射抜かれた、あの子は私を差し出した。
さっきは、一緒に頑張ろうって言ったのに!!
今の、グク君と一緒にいたら色々怒られるかもしれないじゃん!!
JK「ねぇ、Aさん?」
「は、はい!!」
JK「嘘はいけませんよ?」
「え?」
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うさたろす(プロフ) - 望さん» そう言って頂けて本当に嬉しいです!!この作品以外も読んで下さりありがとうございますT^T頑張ります!! (2019年6月11日 19時) (レス) id: f6504b1637 (このIDを非表示/違反報告)
望 - うさたろすさん!私うさたろすさんの作品大好きです!特にトイレのパクさんと時給950円が好きです!これからも更新頑張ってください! (2019年6月11日 18時) (レス) id: 48400ab7ee (このIDを非表示/違反報告)
うさたろす(プロフ) - 海老名さん» 面白いと思って頂けて良かったです^^*最後まで読んで頂きありがとうございました!! (2019年2月26日 10時) (レス) id: f8fafe39fa (このIDを非表示/違反報告)
うさたろす(プロフ) - あかねさん» そう言って頂けてとても嬉しいです(;A;)最後まで読んで頂きありがとうございました!! (2019年2月26日 10時) (レス) id: f8fafe39fa (このIDを非表示/違反報告)
海老名(プロフ) - もう終わっちゃうんですね…(泣本当に面白かったです!これからも頑張って下さい! (2019年2月26日 1時) (レス) id: 0c31ff7cb3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うさたろす | 作成日時:2018年12月30日 13時