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また私が先だと思ったんだけど、テヒョンの靴があった。
今日は早く帰ってきたんだ。
｢た、ただいま｣
私がリビングに行くとテヒョンは下を向いている。
｢どうしたの、って顔叩かれたの!?｣
テヒョンの顔を見れば頬が赤くなっている。
かなり痛そうだ。
なんか冷やすものを探さないと!!
｢大丈夫？｣
TH｢……A、あのね｣
｢なに？｣
そんな深刻そうな顔してどうしたんだろう？
TH｢あの日の事覚えてる？｣
｢……うん｣
忘れたくても忘れられなかったからね。
TH｢俺は前からAが周りによく思われてない事を知ってたんだ｣
｢……｣
TH｢だから……Aの事、ずっと守りたかった。だけど俺が守ろうとすればするほど……妬まれて、｣
｢だから、あんな事したの？｣
TH｢あの女が一番Aの事をよく思ってなかったんだ。……Aを守るにはもう嫌われて、別れるしかないって。あの時も今も俺が弱いからAを突き放すことしかできなくて……また傷つけたよね｣
｢そうだったんだね……｣
私は全然知らなかった。
あの時の私はただただ楽しくて幸せだったから。
気にしなくていいって笑ってくれた裏では私の事をずっと守ってくれてたんだ。
TH｢……ごめんなさい｣
｢私は守られなくても平気だったよ？｣
TH｢……｣
｢テテと一緒にいることが私の幸せだったから｣
TH｢今、テテって｣
｢私がもっと早く気づいていたら、テテを苦しませずにすんだのに……｣
TH｢俺は、Aが好き｣
テテはそう言って泣きそうな顔をする。
｢私も好きだよ｣
TH｢……ほんとに？｣
｢あの日のことがトラウマになるくらい好きだった｣
TH｢好きだったん、だね｣
｢好きだったけど、一緒に生活してたらあの頃を思い出して……やっぱり私はテテの事が好きなんだなって思った｣
TH｢……A｣
｢また私を……テテの恋人にしてくれる？｣
TH｢もう離さないから｣
｢うん｣
私達は自然と唇を合わせる。
―この日、私とテテはもう一度恋人になった。
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うさたろす(プロフ) - いちごみるくさん» この作品も見に来て頂けてとても嬉しいです!!こちらこそありがとうございますT^Tなるべく多く書けるようにします!! (2019年8月14日 15時) (
レス) id: f6504b1637 (このIDを非表示/違反報告)
うさたろす(プロフ) - もえさん» コメントして頂きありがとうございます!!可愛いと思って頂けて良かったです!!頑張ります^o^ (2019年8月14日 15時) (レス) id: f6504b1637 (このIDを非表示/違反報告)
いちごみるく - 私、元彼関係のお話すきなんですよぉ！！あと、シェアハウス系のお話も好きなんですよおぉ！！ありがとうございますうう！！あと、テギ結構好きなのでありがとうございます！笑 もしよかったらでいいのですが、テギの絡みをちょっとでもいいので、多くして欲しいです！ (2019年8月14日 13時) (レス) id: e7686b64cc (このIDを非表示/違反報告)
もえ - 初コメ失礼します！めっちゃ面白いです！テテが嫉妬（？）してるの可愛いw更新頑張ってください！！ (2019年8月14日 12時) (レス) id: fd24e29c6f (このIDを非表示/違反報告)
うさたろす(プロフ) - あにょはせよさん» そう言って頂けてとても嬉しいです!!されたい願望をぶっこみました笑頑張ります!! (2019年8月13日 23時) (レス) id: f6504b1637 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うさたろす
| 作成日時：2019年8月12日 12時
