今日からお嬢様とお呼び!!【YG】

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YG｢お嬢様にこんなことしてただで済むと思うなよ｣





ユンギさんはドスの利いた声でそう言った。





男1｢お嬢様？｣




YG｢お嬢様、こいつをどうして欲しいですか？｣




｢どうもしなくていい……｣




男1｢やっぱり、Aちゃんは俺のこと｣




｢その代わり……二度と私に関わんな｣





私のファーストキスを奪ったこと絶対許さないから!!





YG｢次はねぇからな｣





私はユンギさんに手を引かれその場をあとにした。



さっきは平気だったのにユンギさんと一緒にいたら……さっきのことを思い出して泣きそうだ。




私のファーストキスはユンギさんがよかったのに。





YG｢何された？｣




｢……｣




YG｢あいつに何かされたんだろ｣





ここは本当のことを言わないとダメなのかな……





｢き、きすを……されました｣




YG｢チッ｣





ユンギさんは思いっきり舌打ちをした。





YG｢目つぶれ｣




｢え？｣




YG｢早くしろ｣




｢は、はい｣





機嫌悪すぎだよ!!めっちゃ怖い!!



で、でもここは目をつぶろう!!





―チュッ





ん？



い、いま唇に感触がしたような……



私は恐る恐る目を開ける。





YG｢今のキスでさっきのはノーカンな｣





ユンギさんはそう言って笑った。



やばい胸きゅんなんだけど!!



……でも、何でキスなんてしたの？



私のことは……恋愛対象外なんじゃないの？





｢ユンギさんは私のこと嫌いじゃ、｣




YG｢嫌いじゃねぇよ｣




｢それって……｣

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