ぐぅちゃんヌナが会いに来たよ!!

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明日はヌナの家に遊びに行く日だ。



緊張するけど楽しみだよ!!




TH｢ジョングガ、ニヤニヤしてどうしたの？｣




JK｢な、何でもないです!!｣





明日のことを忘れられたらショックなのでヌナにメッセージを送った。



ヌナは僕が連絡をしたらどんな時でも早く返事をしてくれる。



だけど、今日は僕が会いたいって送ったのに返信はない。





JK｢なんかあったの？｣





こんなことで心配するのは大袈裟かもしれないけど、ヌナに会いに行こうと思った。



その途中で僕はヌナの後ろ姿を見つける。





JK｢ヌ、ナ？｣





声を掛けようと思ったら隣には男の人がいる。



手を繋いで恥ずかしそうにするヌナはヌナじゃなくて女の人の顔をしていた。



その姿を見て胸が苦しい。



……やっぱり僕は弟のままでいるのは無理みたいだ。





JK｢明日ヌナに告白しよう｣





本当の気持ちを伝えたら僕の思いがヌナに届くかもしれない。



ちゃんと僕のことを男として見てくれるよね!!





―次の日ヌナの家に行く。





インターホンを鳴らせばニコニコしながらドアを開けてくれた。



今日僕はヌナに告白しようと思って来た。



でもヌナはいつも通り子供扱いする。



……子供扱いなんてされたくないのに。





JK｢もう、ヌナって言わないでよ!!｣





だから僕はヌナをソファーに押し倒した。



キスの仕方なんて僕は知らない。



無理矢理キスをしたら口の中は鉄の味がした。



本当はこんなとしたくない。



したくないのに、ヌナを誰にも渡したくなくて服の中に手を忍ばせた。





JK｢キスより先のことをしたら、僕を男として見てくれる？｣




｢やめてってばッ!!｣





僕はヌナに突き飛ばされた。



その顔は怯えている。



僕はヌナに拒絶されたんだ。





JK｢……ヌナ、ごめんなさい｣





僕は逃げるようにヌナの家を出た。



結局……好きだってことは言えなかった。



告白する前にあんなことされたら、嫌われるに決まってる。



もうヌナは僕と会ってくれないんだろうな。





JK｢……誰よりも好きだったのに｣





本当に好きな人とは付き合えないんだね。



きっと僕よりヌナの方が傷ついてると思う。



僕に泣く資格なんてない。



……でも涙は溢れて止まらなかった。

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