モテ男とラブゲーム【TH】

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その後はジェットコースター、バイキングなど絶叫系に乗りまくった。



久々の遊園地はやっぱりテンション上がるよ!!





｢遊園地楽しいね!!｣





私が隣を見ればヘトヘトなキム・テヒョン。



絶叫系ばっかりで死んじゃった？





｢えっと、大丈夫？｣




TH｢ちょっと、休憩しない？｣





私達はベンチに座った。





｢絶叫系苦手なら乗らなくてもよかったのに……｣




TH｢デートは一緒に楽しまないとね笑｣




｢……私じゃない子と来た方が楽しいと思うよ｣





無理矢理絶叫系に乗せられないと思うし……



もっとイチャイチャできるはず。



って、何で私がこんなこと気にするんだ!!





TH｢俺はAちゃんとしか来たくないから!!｣





そう言ってニコリと笑った。



その顔を見て鼓動が早くなる。



キム・テヒョンはこうやって女の子を誘うのかな……。





｢こうやってホテルコースに誘うの笑？｣




TH｢違うよ!!｣




｢どうだろうね〜｣




TH｢Aちゃんの前ではそんなこと言わない｣





いきなり真剣な顔付きになった。



私はさっきから何でドキドキしてんのよ!!



これはゲームなんだ。



今言ったことも嘘かもしれない。



真に受けちゃダメだ!!





｢そっか笑｣




TH｢今言ったことはホントだから｣




｢その作戦には引っかからないよ!!｣




TH｢……そう、だね笑｣





あ、まただ。



キム・テヒョンは一瞬悲しそうな顔をした。



たまにするこの表情は何なのか……



やっぱり私には分からないよ。

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