モテ男とラブゲーム【TH】

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キム・テヒョンとゲームを始めてから2週間が経った。



この期間に分かったことはキム・テヒョンは子供みたいな性格をしているってことだ。



ヤリまくりのゲス野郎と思ってたから、イメージはちょっとだけ良くなった……かも。



だからといって、こいつのことは絶対好きにならないから!!



失恋したからってキム・テヒョンだけはない!!





YG｢おい｣




｢は、はい!!｣




YG｢ぼおーっとしてどうした？｣




｢何でもないです!!｣




YG｢お前、ジミナに振られたんだろ｣




｢な、何故それを!?｣





何でユンギさんが知ってるの？



こんなこと噂されたら恥ずか死ぬ!!



……もしかして、あいつが言いふらしてるのか!!





YG｢まぁ、お前にはテヒョナがいるからな｣




｢あんな遊び人嫌ですよ!!｣




YG｢俺は意外と一途だと思うけど｣





キム・テヒョンが一途とかありえない。



ユンギさんは本当に爺になったの？



脳みそが死んじゃったんだね。





｢一途なわけないです!!ユンギさんの脳みそは多分……お亡くなりになったんですね｣




YG｢パク・Aの仕事増やす｣




｢え？あ、冗談ですよ!!｣





ヤバい、ユンギさんを怒らしてしまった!!



これ以上仕事を増やされたら本当に死ぬ。





｢ユンギさーん、コーヒー買ってきましょうか？｣




YG｢駅前のカフェのブラックな｣




｢え、駅前って遠いんですけど!!｣




YG｢傷ついたハートを癒すにはコーヒーが必要だから｣




｢分かりましたよ!!行ってきてやりますよ!!｣




―これからは、ユンギさんを怒らせないようにしよう。

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