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ふんわりと暖かい光が視界いっぱいに広がる
眩しいはずなのに居心地が良くて
ずっと、このままここに居たい。
《與那城さん、髪の毛ぐちゃぐちゃですよ》
《わ、ごめん〜長いの慣れなくって》
そうやって困った様に笑った與那城さん。
髪の毛を梳かして結んであげたっけ。
《Aちゃん今日頑張っとったけん、ご褒美！》
突然フルーツを両手いっぱいに持って部屋にきた川尻さん。
《これ好きでしょ、あげる》
私の好きなものをよく覚えてて、頻繁に差し入れしてくれた白岩さん。
《A！！！おはよう！！！》
入れ替わってるのに、なぜか毎朝私の部屋にコーヒーを飲みにきた河野さん。
《ね、これ似合いそうだからあげる〜元の姿に戻ったら着てね？》
そう言いながらたくさん服をくれた佐藤さん。
《…なに、あんま見んといて恥ずかしいからぁ》
練習室で休憩してるとき、いつの間にかよく隣にいた川西さん。
《Aちゃん！これあげる…皆には内緒ね！》
そう言いながら怪しいものを取り引きするみたいにグミをくれた木全さん
《え、そのステップできるようになったん？めっちゃすごいやん〜》
キラキラした笑顔でいつもダンスを褒めてくれた大平さん
《Aちゃん見て！！これめっちゃおもろいねん》
意外と人懐っこい笑顔で、よく面白いものを共有してくれた金城さん
《ふははは！お前えぐいて！！》
私が1人でいる時、どこからか現れて一緒にいてくれた鶴房さん
《Aさんまじでかっこいいっす》
なぜかいつも私のことをかっこいいって言ってくれる豆ちゃん
みんなの笑顔がふわりと浮かんでは消えていった
これは…この１ヶ月の私の記憶…？
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作者名：ほこり | 作成日時：2024年3月23日 23時
