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3.衝撃の事実 ページ4

.



『…おい、小瀧よ。これは一体何の真似だ?』





そして現在に至る。





小「……………」



『……答えろ。』




私を見下ろしたまま何も言わない彼に脅しを掛ける様なつもりで、低く、ドスの効いた声で問いかけた。






小「君、めっちゃええ匂いするなって結構前から思っててん。」



『………は?』





学校では香水の類いは付けないようにしているのだが。てゆーか、答えになってねーし。




『別に香水とかは付けて無いけど。』





そう答えれば彼は呆れた様に笑い、衝撃的な一言を口にした。





.








小「香水付けてへんのは分かっとるわ。ええ匂いなのは君の血。俺、吸血鬼やねん。」






我が耳を疑った。




おかしいのは私の耳か、はたまた彼の頭か。





『悪いけど、もう一回言って。』



小「だから俺、吸血鬼やねんって。」




後者であった。マジで今すぐコイツを精神病院に連行しようかと、わりと本気で考えた。





小「今、コイツ頭おかしいんちゃう?って思ったやろ。」



『そりゃそうでしょうよ。いきなり俺、吸血鬼やねんなんて言われて信じられる訳が無い。』





キッパリと答えると、目の前の自称吸血鬼は妖しく笑った。







小「そうやな。百聞は一見に如ず。やっぱり説明するよりも実際にやった方がええよな。」





その瞬間、彼の目がギラリと輝き瞳が深紅に染まった。

4.危機感→←2.経緯と疑問



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設定タグ:ジャニーズWEST , 小瀧望 , 吸血鬼   
作品ジャンル:ラブコメ
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作者名:橘あづさ | 作成日時:2018年2月15日 22時

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