私とジェシー ページ48
私の熱愛記事がでた！？
その事を聞いたのは久々にあなたとご飯を食べに行く前日の事だった。
※
次の日ジェシーから電話が鳴った。
【Aちゃ〜ん、今日ちょっと事情があって食事行けなくなって】
あぁ…やっぱり熱愛報道が出た私になんて会いたくないよね…
《そっか！全然大丈夫、わざわざ電話ありがとね》
【うん？だから仕事終わったらAんち行くね〜？よろしく〜】
そう言って足速に電話は切れた。
え？会ってはくれるって事…？
夜〜
私はジェシーからの連絡を待っていた。
本当に来てくれるのかな…
そんな事を思っているとインターフォンが鳴りそこにはジェシーがいた。
ジェシー【あはは、来ちゃった。…ってダメだった？】
《ううん、まだ仕事中かと思ってたからびっくりしただけだよ》
ジェシー【早く会いたくて…なんちゃって】
《ありがと、中どーぞ》
ジェシー《お邪魔します》
《ご飯まだでしょ？何か作ろうか？》
ジェシー【それはめちゃくちゃ嬉しい！でも食事はダメって言ったじゃん？俺を誘惑しないで〜】
《それは私と出歩きたくないからでしょ？》
ジェシー【なにそれ、そんな訳ないじゃん、ただ俺減量中なだけだから！】
《そうなの？私てっきり…あの記事のせいで…》
ジェシー【あぁ！あのくだらない記事？俺全然信じてないから、ほんと適当な事ばっか書いてあって許せないよね！でもAあんな事気にしちゃいけないよ、なんかあったら俺にすぐ相談してね】
《ジェシーに？》
ジェシー【そう、俺に…】
そう言ってジェシーは私を後ろから抱きしめた。
《ジェシーゴツくなった？》
ジェシー【分かる？俺どうしたらAを守れるかなって考えた結果が肉体改造でした】
私を振り向かせてジェシーが自分の服をめくりあげて見せた肉体はすさまじかった。
《すごっ、でも何で肉体改造？》
ジェシー【だってムキムキの方がAの事守れるじゃん】
《何から守ってくれようとしてるのよ？でもありがとう…嘘でも嬉しい、本当は雑誌の撮影か何かの為？》
ジェシー【するどい！でもAを守りたいって言葉は嘘じゃないからね】
《…》
ジェシー【A？】
《触って…良い？》
ジェシー【どーぞ、Aの為の体なんだから】
触れた箇所が熱を帯びる。
ジェシー【なんで赤くなってるの？】
《ジェシーのせいでしょ》
ジェシー【責任とろうか？】
《もう冗談ばっか》
ジェシー【これも嘘じゃないって言ったらどうする？】
end
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 169人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽぽちゃん６ | 作成日時：2020年10月17日 12時
