私と高地優吾 ページ47
私の熱愛記事がでた！？
その事を聞いたのは久々にあなたとご飯を食べに行く前日の事だった。
※
次の日こーちから連絡がきた。
【A元気してる？今日の食事めちゃくちゃ楽しみにしてるから】
そんな連絡がきてなんだか私はこーちの笑顔に会いたくてたまらなくなった。
《仕事終わったら連絡するね》
夜〜
仕事が終わり
《もしもし？今終わったよ、こーちどこにいる？》
優吾【お疲れ様ですっ。今ね〜〜】
《うん？どこ？》
優吾【Aの目の前だったりして〜】
顔を上げると私の目の前にこーちがいた。
《どうして！？》
優吾【迎えに来ちゃった、とりあえず乗って】
こーちが用意してくれた車に乗ると
優吾【何食べたい？】
やっぱりあの記事知らないかも、
《あのね、私と今2人っきりで出歩くのは…》
優吾【うん、知ってる。でも大丈夫だよ
俺SixTONESのリーダーだし】
《関係あるかな？》
優吾【あるある♫大丈夫だって〜】
《ほんとかな？》
優吾【まぁ…もし俺と撮られて変な記事書かれてもメンバーもファンも鵜呑みにしないでしょ？
まさかこんな俺がAと付き会えるとか誰も思わないよ】
だから大丈夫なんだよ、なんてニッコリ笑うこーちの笑顔は私の好きな笑顔じゃなかった。
《なんで？なんでそんな事言うの？私の方がまさか私ごときがSixTONESと付き合えるなんて思われてないから！》
優吾【そんな訳ないじゃん！しかもSixTONESでも俺が1番ありえないって思われてるよ！他のメンバーむちゃくちゃイケメンだからね？俺なんてみんなに比べたら…】
《みんながイケメンなのは知ってるよ！でもこーちもイケメンだし私の好きな笑顔もメンバー1なんだよ！
こーちの事なんも分かってない！》
そう言った瞬間
優吾【こーちは俺だからね？】
といつもの笑顔に戻っていた。
優吾【A…ありがとっ、なんか嬉しかった…】
そう照れた表情をするから私もなんだか照れ臭くなった。
優吾【もし…もし撮られそうになったら…とりあえず手でもつなぐ？》
《そしたら完全に恋人って思われるね》
優吾【ってだから恋人だって勘違いされちゃいけないんだって】
《あ、そうだった！》
こーちの笑顔はやっぱり私も笑顔にしてくれる。
優吾【てかそんな事したらメンバーがこえーよ。まじで怒られるよ俺。怖っ。】
《大丈夫だよ、だってこーちはリーダーでしょ？》
優吾【そうでしたっ】
といつまでもニコニコ笑ってくれるこーちに今日も私は救われた。
end
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 169人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽぽちゃん６ | 作成日時：2020年10月17日 12時
