【ジェシーサイド】 ページ5
今日は待ちに待ったAと焼き肉へ行く日。
俺の気持ちは嬉しくて嬉しくてたまらない。
人と逢うのも好きだし誰と約束してもhappyな気持ちでいっぱいだけど
Aだけはなんか違うんだよね。
なんて言えばいいんだろう。こーゆー気持ち。北斗に聞けばうまい言葉教えてくれるのかもしれないけどそんな事聞いたらすぐに誰への気持ちか分かっちゃって恥ずかしいしな。
なんて考えながら待ち合わせ場所へ向かっていると目の前にAの姿。
俺を見つけて微笑む君に思わず
ジェ【A〜】
その名を叫びたくて仕方ない。
《しーーーーー。そんな大声で呼ばないで》
Aもこっちに近づきながら怒ってる。
怒ってる顔も相変わらず可愛いな。
《もうただでさえ大男でイケメンで目立つんだからそんな大きい声出さないの》
ジェ【HA！HA！大男って。イケメンは否定しないけどね？DAHAHA！】
《だからその笑い方もやめなさいって》
ジェ【ごめんごめん。静かにします。しーだよね？】
《そうです！もうほんと最初からうるさい。早くお店行くよ》
笑ったり怒ったり困ったりする顔が
可愛くてつい気分があがりすぎちゃうんだよね。
ジェ【いっぱい食おーぜー】
《いただきまーす》
ジェ【相変わらずAもいい食欲だよ！】
《可愛くなくてごめんね？》
ジェ【何言ってんの？いいじゃん。俺いっぱい食べる子いいと思ってるし。ほら食べな食べな】
俺に良いと思われても困るのか。
《ジェシーも一緒にブーになろうよ》
ジェ【いや、まじで最近俺ブーだから。
お腹出すと事務所にモザイクかけられんの。まじうける。HAHAHA！】
《ね、やめて。それおもしろい》
ジェ【Aはずるいよ。なんだかんだ言って全然太らないじゃん】
《最近ほんとやばいんだって》
ジェ【じゃ、お腹見せてみ？】
《…》
ジェ【うそぴょーん】
《声が大きいってば》
ジェ【相変わらず元気です】
《それは良かったです》
ジェ【HAHAHA！】
こんなにも俺の扱いが上手なのは
メンバー以外にAしかいないんだよね。
Aとの時間はすごく心地いい。
もっと一緒にいたいって思ってる。
でもこんな願いは聞いてもらえないんだよ。
本当は知ってる。こーゆー気持ち。
北斗に聞くまでもないか…
この幸せな気持ちは単純に恋って言うんでしょ。
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作者名：ぽぽちゃん６ | 作成日時：2020年10月17日 12時
