【京本大我サイド１】 ページ15
今日は俺が今やっている舞台に
メンバーのみんなが来てくれる日。
みんなが観てくれてるとなるとやっぱりいつも以上に緊張する。
舞台が始まり客席に目を向けるとメンバーをすぐ見つけてしまう俺はやっぱりメンバーへの愛が強いのか…
いや、あいつらが派手なだけか…。
なんて思いながら笑みがこぼれそうになるのを我慢した。
ん？５人と一緒にいるのは…
まぎれもなくAだ。
Aも来てくれたんだ。
Aが観てくれている…
緊張もするけどなんだかAの姿に安心もするんだ。
舞台は無事終わった。
楽屋でメンバーを待って飯を食いに行く事になっている。
Aも来てくれるのかな…
その時
【きょも〜めちゃくちゃ良かったよ】
慎太郎のでかい声が聞こえ
【きょも、かっこよかったわ〜】
と樹
【なんかずるいわ〜すげぇ良かったよ】
なんてこーちも素直にほめてくれて
【最高だったよ】といつものジェシーの声に安堵して
北斗も来てくれた事が嬉しくて
やっぱりメンバーがいると落ち着く。
大我【ありがとっ】
でもAの姿は見えなくて
大我【あれ？】
樹【あ、やっぱ気づいた？Aサプライズで一緒にきてたんだぜ】
こーち【A感動してたぞ〜】
慎太郎【そうそう、感動したのか泣いちゃってさ〜】
ジェシー【もうAちゃん可愛かった】
北斗【お前らA観てたのかよ】
樹【あら、北斗は大我しか観てなかったって】
北斗【んな事言ってないだろ】
ジェシー【だはは】
相変わらず騒がしいやつらだな
こーち【今そこまでAと一緒に来たんだけどなんか知り合いも舞台でてたらしくて声かけられてた。後から来るよ】
ジェシー【そうそう、だから心配しないで、大我ちゃん】
しばらく居座った後
樹【じゃ俺ら先店行ってるからAきたら一緒にきてね】
ジェシー【え、一緒に待ってようよ】
北斗【いいんだよ、早く行くぞ】
そうジェシーの背中を押して
メンバーは先に店に向かってくれた。
少しすると《大我〜》
と勢いよくAが入ってきた。
大我【A、来てくれてありがと】
《ものすご〜く良かった！私すごい感動したの》
大我【嬉しい】
《ご飯食べながらいっぱい感想言うね！ってあれ？みんなは？》
大我【先行ってるって】
《ごめん、私遅かったよね》
大我【大丈夫だよ、俺も今出る準備終わったとこだから】
楽屋をでようとした時
後ろからAが抱きついてくる。
前にもこんな事があった様な…
続く…
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作者名：ぽぽちゃん６ | 作成日時：2020年10月17日 12時
