きょもじゅり２【樹サイド】 ページ12
教えてもらった店の前についた。
樹【もしもしA？着いたよ】
そう言うと電話の向こうで
《ごめんなさい、彼が着いたのでこれでお先に失礼します》
そう聞こえ電話が切れた。
待っていると
《ありがとー》
久々のAの姿にこんな時さえ胸が高鳴る。
きょも【A〜】
《あれ、大我もきたの？》
きょも《聞いた？樹？Aひどくない？》
樹【ははっ】
《違うよ、だって彼氏2人いたらおかしいじゃん》
そうAが言った瞬間
(Aちゃん！)
声のする方をみるとさっきAが言ってた俳優がついてきた。
(なんだ、まじで彼氏いたの？へ〜)
なんて睨み付けてくる。
夜だし酒も入ってるし2人ともサングラスをしているおかげで俺らがSixTONESとは気づいてなさそうだ。
樹【こんばんは、Aがお世話になりました。これで連れて帰るの失礼します】
(お前誰に向かって口聞いてんだよ、気安く話しかけんな)
《だいぶ酔ってますね、早く皆さんのところに戻ってもらえますか？》
(Aちゃんもこんな奴らほっといて一緒に戻ろ？てかなんで２人？どっちが彼氏？)
樹【２人共ですけど…
Aレベルになると彼氏の２人や３人いても当然でしょ】
きょも【正確には６人いるよねー？】
(６人！？)
樹【Aは１人じゃ満足できない子なんで】
きょも【こっちも大変なんですよね、毎日奪い合いしなきゃいけないし】
樹【こんなAはあなたには荷が重いでしょ？】
きょも【やめておいた方があなたの為ですね】
なんて少しからかうと
(は？俺めんどくさいのはパス)
そう言って戻っていった。
《ちょっと〜私だいぶやばいやつだと思われたんですけど…》
樹【だな】
いいんだよ、俺らだけがAを分かっていれば。
きょも【でもこれでもうしつこくされないでしょ】
《そうだね、本当助かりました。ありがと》
きょも【どういたしまして】
樹【いっこ貸しだからな〜】
きょも【とか言って頼られて嬉しがってたから気にしなくていいよ、A】
樹【はずいわ】
きょも【俺の事彼女って言ってたくせにAから電話きてからずっとニヤニヤしてたじゃん】
樹【してねぇーわ】
《ねぇ彼女ってどうゆう事？２人は私の彼氏なんでしょ？》
私も混ぜてよ〜と俺らの間に割り込んできて腕を組むA
この笑顔がやっぱり俺はほしい。
Aが困っていたらいつでも飛んでくるからな
そう素直に言えたらAはもっと喜んでくれるのかな…
end
SixTONES１【慎太郎サイド】→←きょもじゅり１【樹サイド】
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 169人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぽぽちゃん６ | 作成日時：2020年10月17日 12時
