北斗先輩と私が恋をするまでのお話 (ページ9)

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A【北斗先輩を知らない人なんて学校じゃいませんよ。かっこよくて完璧な人ってみんな誉めてます。彼女になれなくても抱かれたいってみんな騒いでるみたいですよ】

なんて、よくも本人を目の前にベラベラと言ってる自分に少し感心。

先輩は何も答えてくれない。
それどころかなんだから悲しそうな顔をした。
どこのフレーズが気に入らなかったのか
どこで間違えたのか
やっぱり知らないやつに自分の事話されたら気持ち悪い…？

A【すいません、勝手に誉められても嬉しくないですよね。】

北斗先輩【完璧か…】

A【完璧…に見せるの大変ですよね？
まわりがそう思うって事は北斗先輩がそれほど努力してるからですよね。北斗先輩はすごいです。友達想いだし助けてくれるし優しいし、やっぱり素敵ですよ。ってやっぱり褒め言葉しかでてこないや…】

北斗先輩【なんでそんなにみんな俺を誉めてくれんのかね…俺みんなが思ってくれるようなカッコいいやつじゃないんだけどな…】

カッコいいって言われたのが嫌だったのかな？

A【あ、甘いものが好きなところとか？意外と大口で開けて爆笑するとか？…カッコいいだけじゃなくて可愛いですよ！なんて言うんでしたっけ？こうゆうの…あ！ギャップ！
ギャップが可愛いです！】

北斗【そうゆう事じゃねぇんだけど。
天然なの？】

…又間違えた？先輩を目前にすると緊張から自分でも訳がわからなくなる