北斗先輩と私が恋をするまでのお話 (ページ8)

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謹慎の日、朝から謹慎部屋にむかった。
そこは教室がある棟とは別棟の三階。
普段は用のない生徒はこない棟。

学校にいるのに静かに感じる場所。
窓からは体育館裏が見えるだけ。

授業のチャイムが鳴る。
話したこともない先生が入ってきて

先生【はい。今日は反省文書いてね。何かあったら下にいるから声かけて】と言うだけ。

こんな感じなのか…
昨日の夜は初めての謹慎になんだか緊張して寝つけなかったのにな…

先生【それと謹慎、もう１人いるからな。気まぐれなヤツだからな…担任に怒られるの俺なんだよな～】とブツブツいいながら出ていってしまった。

１人じゃないのか。
なんて思って机に顔を伏せていたらやっぱり寝不足のせいかいつの間にか寝ていた。

チャイムの音に気付き目が冷めた。

A【寝ちゃった…今何時間目だろ】

？【２時限目終わった】

声のする方をぱっとみるとそこには…

A【先輩？北斗先輩！！？】

北斗先輩【うん】

A【騒いでごめんなさい…】

北斗先輩【よく知ってるね】

あ、北斗先輩はやっぱりあの鼻血事件の事なんて覚えてないか…。
いやむしろあんな恥ずかしい事覚えてなくて良かった。