北斗先輩と私が恋をするまでのお話 (ページ7)

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あれから先輩と特に関わる事はなく私達は２年生になっていた。
あれから毎日ふと気づくと北斗先輩の事を考えている。
北斗先輩をを見つけるのが上手になって
目で追いかけてしまう。
北斗先輩が今日も笑ってる。そう思うと私は１日が良い日になった。

Ａ君への気持ちは相変わらずで…
というか、あの日から北斗先輩の事で頭がいっぱいになっていきＡ君の事は考えられないでいた。Ａ君とは全然かかわる事もなくなったしＡ君からも何もない。だから何度かＡ君に別れ話を持ちかけたが答えは前と同じだった。
そのうち私も別れる事を諦めてしまって
このまま自然消滅できたらななんて思っていた。

そして夏のある日

学校からの帰り道親友から電話がきた。

親友【A！今駅にいるんだけど私の彼氏、浮気してる。】

この時、親友は他校の先輩と付き合っていた。
今日は親友はバイトが入っていたが急遽シフト交代がありバイトがなくなってまだ学校にいた私を駅で待っていたらしい。
そこに彼氏が女とイチャイチャして駅に登場。

親友【今とっさに隠れちゃったけどもう我慢の限界…ぶん殴らなきゃ気がすまない！】

A【ちょ、待って、もうすぐ着くから待っ】

電話は切れてしまい私が駅についた時はもう遅かった。
親友はぶちギレ、彼氏さんは逆ギレ。
暴れて駅内は大迷惑。

なんとか親友を連れ出す事ができた。
親友【ほんとうざい。別にそんなに好きってわけじゃなかったからいいけど浮気されてたって事が気に入らない。】

A【最低男だって分かって良かったよ、次の候補もういるんでしょ！？】

親友【まぁね♪】

切り替えが早い親友が羨ましい。

次の日、職員室に呼ばれ謹慎を言われたのがこの日だった。