北斗先輩と私が恋をするまでのお話 (ページ3)

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ある日、親友に誰がかっこいいと思う？と聞かれたので
Ａ君の顔はカッコいいと思うよ？と答えた。
それから親友はすぐにＡ君と仲良くなってくれて私もだんだんＡ君と絡む事が多くなっていった。
そしてしばらくして
Ａ君に告白された。
話してて楽しい、笑顔が多い人、
魅力的な人だと思えていた。
これが恋なのかな…
私はこの気持ちを恋だと信じたくてＡ君と付き合うことにした。

Ａ君は誰にでも優しく
沢山の女子に囲まれてる事が多くて親友に
嫉妬しないの？なんて言われたけど特になんとも思った事はなかった。
誰にでもその笑顔をむけれるＡ君をむしろ尊敬していた。

付き合って数ヶ月後…
初めてのお泊まり。
１日楽しく過ごせた夜の事。
Ａ君が突然
【Aは俺が初彼だって言うし
色々遠慮してたんだけど今日はしてもいいよね？】と聞いてきた。

そうだよね、親友もいつまでも待たせてたら可哀想と私に忠告してきた。
私もいよいよするんだなと思って覚悟を決めて目を閉じた…。
でも…
A【ごめん、やっぱりできない】

Ａ君は焦ってごめんと謝ってくれた。
ゆっくりでいいからと慰めてくれた。

でもＡ君…ごめんなさい。
怖かったんじゃない、不安だったわけじゃない。どうしても好きがなんなのか分からない。
Ａ君と一緒にいるのは楽しい。でも触れあいたいとは思えないの。