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今日も相変わらずデートというよりただ俺らが行きたいとこ行くだけのお出かけ。
そして何やら緊張している様子の小瀧。
赤「 なんでそんな今日ガチガチなん 」
桃「 え！？いや、き、気のせいやない？」
何をそんなに緊張しているのか。
もしかして報告することあるからとか？
流星と、進展あったんかな...
いつも通り行きたいお店に行き、いつも通りお昼を食べる。
けど1つだけいつもと違うことがある。
運転席に小瀧、助手席に俺が座っていることだ。
赤「 今からどこ行くん？」
桃「 着いてからのお楽しみ 」
賑やかな街並みから離れ、車は迷うことなく道を進む。
いつもなら賑やかな車内も、聞こえるのは車から流れる音楽だけ。
小瀧から何を言われるのか。
知らない場所も相まってただただ不安でしかなかった。
桃「 しげ、着いたで 」
いつの間にか寝ていた俺を優しく起こしてくれる小瀧。
車から降り小瀧について行けば目の前に広がるオレンジと青。
赤「 うわぁ...めっちゃ綺麗... 」
桃「 夕暮れの海。ここ、好きな人と来たかってん 」
赤「 へぇ、好きな人... え、好きな人？」
予想外の言葉にびっくりして隣を見れば真剣な顔をした小瀧が俺を見ていた。
桃「 何回目のデートのときか正直覚えてないけど、これがほんとやったらいいなって思いながらデートしてた 」
赤「 え... 」
桃「 流星とやなくて、しげと 」
ほんとやったら...？流星やなくて俺...？
それって...
桃「 役でもなく練習でもない、しげの本当の�猗犹甅瓩箸靴堂兇肇如璽箸靴討�れませんか？」
小瀧のまさかの言葉にびっくりして、だけど嬉しくて思わず小瀧に抱きつく。
赤「 俺も、俺も小瀧の�猗狃��瓩箸靴橡榲�のデートしたい 」
桃「 え、ほんまに...？しげも俺と同じ気持ちってこと...？」
赤「 うん。俺、ほんまに好きなの小瀧やったみたい 」
ちゃんと伝わるようにぎゅっと少しだけ力を込めて抱きしめる。
そうすれば負けじと小瀧もぎゅっと抱きしめ返してくれた。
桃「 あ〜、好き。ほんっまに好き！！」
赤「 ふふっ、幸せにしてな？」
俺に幸せをくれたのは
ずっと隣にいた君でした。
fin
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作者名：ぽぽ | 作成日時：2022年12月17日 22時
