【ωrωrd!】無能？お前らの意見だろ？ (ページ3)

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意見その2 ページ3

なんだかんだで幹部会議室へ着く。

クソ……

一息吐いてからドアノブをひねり会議室へ入る。

gr｢Aか、早く席につけ｣

『…わかってますって』

他の幹部も此方を見るが、特に何も起きはしない。

アイツが来なきゃ…な

sm｢こんにちは～｣

ブローに時間をかけたであろう髪を自慢気に無意識に揺らしながらアイツは入ってくる。

kn｢お、スミレ｣

she｢それを言うならおはようやろ｣

俺の時と違い周りの幹部はよく喋る。

『…………』

気色悪い

sm｢……ｯ!｣

俺の視線に気付いたのかスミレは此方を見、大袈裟に驚いたような怯えた顔を作り両目を閉じる。

syp｢Aさん？｣

ut｢また何かやったの？｣

『何も？ただ見ただけっすよ』

zm｢睨んだ、の間違いちゃう？｣

何なんだ本当……

『確かに目付きが悪いのは自覚してます、でも睨んではないっす』

sm｢そうだよ…私は大丈夫だから…皆……｣

このクソ……

『大丈夫ならそのオーバーなリアクションを止めろ、此方は勘違いで悪く見られているんだが？』

怒りが抑えきれず口に出す。

sm｢ﾋｯ…｣

『テメェ……幹部がその程度でどうすんだよ！？お前の所為でうちの軍が弱く見られたらどう責任とってくれんだ？！』

思わず感情に身を任せ叫ぶ。

おもいっきり立ち上がった所為か、椅子が後ろに倒れる音が響く。

she｢A！！いい加減にせぇよ！｣

『ｯあぁ？！』

シャオロンが立ち上がり俺の胸座を掴み壁に押しやる。

ut｢スミレちゃんは新しく来た子だからね｣

cn｢そうっすよ、俺だってまだ怖いんですからね｣

その声が遠く聞こえる。

sm｢や、やめて、私頑張るから、大丈夫になるから｣

ht｢スミレちゃん……｣

tn｢兎に角会議前や、もう終わりにしとけ｣

she｢ﾁｯ……｣

強く振り落とされ、思わず地面に足をつく。

sm｢…………｣

冷たい。

なんだよその目、俺より悪いじゃねぇか。

『……もういいよ』

os｢何？｣

『もういい、今日はいいよ』

立ち上がり、ドアを開ける。

tn｢会議中やぞ｣

『だからいいよ、勝手にやってろ』

she｢は？｣

『どうせ無能にやる仕事なんて無いんだろ』

最後に強くスミレを睨み付け、ドアを大きく閉める。