し す た ー こ ん ぷ れ っ く す 【宮】

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｢ うわ、聞こえとっんかな。牽制ってやつか！｣

｢ イケメンの睨む顔めっちゃ怖ぇ。｣

｢ 美男美女カップルやな。｣




｢ わりぃ待った？｣

｢ 稲荷崎始業式の日やのに終わんの遅くね？｣

｢ お前らが早いだけやろ。つーか何かあったん？｣

｢ あー、それがな。めっちゃ可愛い女の子おったんやけど、銀髪イケメンに牽制されたんよ。そういえば2人とも稲荷崎の制服やったわ。｣

｢ 銀髪イケメンって…。宮治やろ。｣

｢ 宮って！え、あのバレーの双子か。｣

｢ おん。俺らとタメやで。で、多分その可愛い子は宮の妹。あいつここんとこ最近妹が稲荷崎入るって浮かれとったからなぁ。シスコンなんよ。｣




｢ 妹！？あれ、シスコンのレベルじゃなかったと思うんやけど…｣

｢ それな。どう見てもカップルにしか見えんかったわ。｣

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