阿部が恋したのはSixTONESの紅一点 (ページ15)

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阿部に来たメッセージページ15

歌番組のあと、SnowMan全員仕事でロケバスに乗って地方へ向かっていた。

21時過ぎだったからか、まだ寝る時間には少しだけ早くメンバー全員が自分たちの時間を過ごしている。

やることが無くぼーっとしていると、スマホがポケットの中で震え誰かからのメッセージだろうとスマホを取りだし画面を確認した。

｢え！！｣

まさかの相手に思わず大きな声が出た。

慌てて口を塞ぎ周りを見るが、全員俺の方を向いていた。

向井｢阿部ちゃんどないしたん？｣

｢…な、なんでもない。ごめん｣

スマホの画面を確認すると

A出雲Aです。こちから、連絡先勝手に聞いて追加しちゃったんだけど大丈夫でしたか?

確かにAちゃんからのメッセージだった。

既読をつけずに急いで、髙地にメッセージを送る。

阿部亮平髙地!Aちゃんに連絡先教えた?

すると、直ぐに既読になりメッセージが返ってきた。

髙地優吾うん。Aから聞かれたから。まずかった?

阿部亮平いや、別に。そういう訳じゃないけど

髙地優吾Aのことよろしくね

よろしくってなんだよ。

それより、Aちゃんへのメッセージをなんて返そうかで、頭がいっぱいだ。

阿部亮平全然大丈夫だよ。よろしくね

とりあえず、当たり障りのない返事をAちゃんに返すとその後ずっと既読にならないかとメッセージ画面を何度も確認した。