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朝それぞれ家を出たが、夕方事務所でばったりと亮平くんに出くわした。
『亮平くんだ』
「あれ?Aちゃんどうしたの?」
『打ち合わせでみんなで事務所に来てたんだ。亮平くんは?』
「俺らも打ち合わせだよ。それより、Aちゃんに早く会いたかったから会えて嬉しい」
私を見つけるなり抱きしめてくれる亮平くん。
松村「最近俺ら空気感増してるよね」
佐久間「まじそれ。俺ら2人から見たら空気なんだよ毎回」
宮舘「ナチュラル過ぎてもう何も驚かないよ」
渡辺「今日はいつにも増してAの事抱きしめてる時間長いし」
森本「相変わらず2人揃うとイチャイチャしてるよな」
「…自分の彼女が、自分の服着て寝てて朝から仕事で時間なかったら会った瞬間抱きしめるだろ」
サラッと、私が秘密だよって話してたみんなの前でバラして、慌てて撤回しようとしたけれどもう遅い。
周りを見るとニヤニヤと私を見ていて恥ずかしくて、亮平くんの胸に顔を埋めて逃げ出した。
田中「なにそれ、A可愛いじゃん」
ラウール「Aちゃん可愛い」
ジェシー「普通に可愛いと思うはそれ」
岩本「今回ばかりは阿部の意見に賛成だわ。耐えられないな彼女にそんな事されたら」
胸元に埋めていた顔を少し上げて亮平くんを見ると、なんだか嬉しそうで満足した感じで笑っている。
『亮平くん約束破った』
「あはは。ごめんね。みんなが俺の事いじめるから」
『…酷い。恥ずかしいよもう』
「何にも恥ずかしがらなくていいんだよ別に。俺の事好きでいてくれてるって事なんだし…俺がAちゃんに愛されてるって自慢になるから」
『…んん』
自慢になったとしても恥ずかしいものは恥ずかしいけれど、亮平くんがなんだか嬉しそうに笑っているなら、まぁいいのかなとか思ってる私自身がいた。
「…早く家帰ってAちゃんの事抱きしめたいな」
『…っ!亮平くんバカ』
私にしか聞こえない声で耳元で囁かれ、恥ずかしさからか少し強めに亮平くんを叩くとごめんの代わりに、優しく頭を撫でられる。
京本「Aが怒ってる」
目黒「なんか、今日のイチャつき具合半端ないね」
向井「喜んでんのはめめだけやからな!!」
深澤「はーい。永遠と終わらないので解散で!」
ふっかママの一声で解散することに。
もう少しだけ頑張ったら亮平くんに会える。
今度は2人きりの家の中で…。
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作者名:ぽぽ | 作成日時:2022年6月18日 14時