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『…朝ごはん作ろうとしたのにな』

「んー。今何時?」

『もう、10時だよ』

「ちょっと遅い朝ごはん?」

『違うよ。私7時に起きたのに亮平くんが、私の事何度もベッドに引きずり戻すから作れなかったんだよ?』



亮平くんの目を見つめるキョトンとした顔をしている。



「俺そんなことしてたの?」

『うん、してた。もしかして覚えてないの?』

「うん、全く」



全部寝ぼけてやっていたなんて恐ろしい。



『もう』

「それだけAちゃんと一緒にいたかったって事で」

『…ずるいそれは』

「だってAちゃんが好きだから仕方がないよ。でも、Aちゃんの朝ごはん食べたかった…」

『また今度ね』

「そしたら、もう少しベッドに一緒にいよ」



そのまま脚を絡ませて更に距離を詰められる。



『しょうがないな』



もうここまで来たら亮平くんと一緒に居られればいいや。



私からも亮平くんに近寄り距離を詰める。



「なんか、たまにはこういう朝もいいかも」

『そうだね。でも、私は朝から疲れちゃったけどね』

「そしたらまたその分寝れば大丈夫だよ」

『それはやだなんか』



結局、その後ベッドから降りたのは昼過ぎで、1度歯を磨き顔を洗い軽めのお昼ご飯を食べてまた、ベッドに戻りグダグダとした休日を過ごした。



──
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設定タグ:阿部亮平 , SixTONES , SnowMan   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:ぽぽ | 作成日時:2021年9月12日 12時

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