阿部の恋人はSixTONESの紅一点2 (ページ48)

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朝の悪戯心からページ48

パっと目を覚ますと、隣には幸せそうに寝ているAちゃんの姿。

優しく頭を撫でると、モゾモゾと動き始め時計を見ると朝6時半。

まだ起きるには少し早い時間で、起こしちゃいけないと思いながら、隣で眠るAちゃんにそっと触れる。

頭を撫で、頬に触れ、そして少しの悪戯心で柔らかな唇に触れた。

もう数えられないくらい、この唇に触れているのに離れると直ぐに触れたくなってしまう。

指でそっと、唇をなぞると『んっ』と、喉から声が出て一瞬ドキッとした。

｢…好きだよ｣

愛を伝えながら、愛おしい唇に指で触れ続けていると突然と薄らと唇が開き、親指がそのままAちゃんの口の中に。

『…ん』

ぬるりとした生暖かい感触が、指に伝わる。

｢…っ｣

指を抜かなきゃいけないってわかってるのに、そのまま少しこの状況を楽しんでしまっていた。

『…はぅ』

無意識に動く小さな舌、たまに当たる歯。

そして、時折聞こえてくるAちゃんの声。

ゴクリと生唾を飲み、ゆっくりと小さな口から指を抜きとり、今度は俺の唇をAちゃんの唇に重ねた。