阿部の恋人はSixTONESの紅一点2 (ページ47)

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『…どうしたの？』

｢ん？可愛いなって思って。つい｣

『え、私何かした？』

どうやら無意識に唇を尖らせていたみたいだ。

｢Aちゃん、ずっと唇尖ってたよ？｣

『え？』

｢無意識だったの？｣

『…うん無意識だった』

｢そっか…｣

素っ気ない返事をすると、またAちゃんの唇にキスをする。

｢ダメだよ。そんな表情周りに見せちゃ｣

『え…』

｢可愛すぎるからダメ｣

『ん…』

ちゅっちゅっと何度も何度も触れるだけのキスを繰り返す。

最初は驚いていたのに、慣れてきたか目を瞑り強ばっていた唇から力抜けて柔らかくなる。

｢ん…｣

『…ねぇ、亮平くん』

満足して、Aちゃんから唇を離すと俺の名前を呼ぶ。

『…無意識だから治らないと思うんだよねこれ。』

｢…｣

言われてみたらそうだよな。

｢そしたら…その顔してたら直ぐにキスしちゃうから｣

『え』

｢家の中でも、外でも、仕事中でも｣

『いや…仕事中はちょっとした…』

｢…なーんてね｣

本気で焦り始めたAちゃんに冗談だったことを伝えると、ちょっとびっくりした表情に。

｢そんな事しないよ？まぁ、Aちゃんが他の人にキスされたら考えなきゃいけないけれど｣

『そ、そんなことされないよ！』

ほっぺを少し膨らませながらこっちを見るAちゃんが可愛くて抱き寄せた。

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リクエスト小説更新させて頂きました！

リクエストありがとうございます。